アルフレッド・ヒッチコック監督作品。たくさんの鳥に人間が襲われる話。
これ子供のときに見たトラウマ映画だ。たまたまテレビで流れてたのを何となく見てたと思うんだけど、鳥が人間を襲うシーンが怖すぎて印象に残ってる。これを見て以来、鳥が集まってるのを見るだけで恐ろしく感じるようになった。ちなみに他にも虫に襲われる映画と蟻に襲われる映画がトラウマです(タイトル不明)。
いまあらためて見てもやっぱりめちゃくちゃ怖いですね。映像的には合成が丸わかりだったり血のりが嘘くさかったり稚拙な部分も多いんだけど、それでもすごく恐怖を煽られる。大袈裟なリアクションではなくリアルに抵抗しようとして、でも何もできなくて、ただ襲われるしかないあたりの無力感と絶望感。普通にそこらへんにいる生物が襲ってくるというあたりも怖いのかも。
しかしこれ何も解決していないな。鳥が人間を襲うようになった原因もわからなければ、最後に助かったのかどうかもわからない。ラブバードとか思わせぶりなのに何も関係なかったの? モヤッとするけど、それでも面白かったと思わせてくれるのがすごいのかもしれない。
鳥が人間を襲うようになった原因ですが、自分としては (1)天変地異の前触れ的なもの、(2)電波か何かの影響でおかしくなった、(3)囚われのラブバード救出のため、とか考えてました…!