残響のテロル。それなりに面白かったしラストも悪くないんだけど何か物足りないような気も。物語に引き込まれる感じはなかったです。自分の中で納得できていない部分が多いからかな。ちょっともやもやしています。最終回で本当に原子爆弾を爆発させてしまったのにはビックリしました。人を直接殺すものではないにせよ、日本全土の電子機器がすべて駄目になったらどえらいことになるんじゃ。少なくとも病院で入院患者はたくさん亡くなる気がする。交通は何も機能しないし、工場も稼働できないだろうし、衣と食が壊滅状態になるんじゃ。上下水道も機能しなくなるよね。みんなどうしてたんだろう…というか、短期間でどうやって復旧したんだろう…。アメリカが護衛艦とかで支援物資を運んでくれたり、中枢部分の復旧に協力してくれたり…? とか思ったけど、アメリカを敵に回した感もあるからなぁ。いろいろすっきりしない感じです。二人のやりたかったことはわかるけど、そうそう上手くいくとも思えない不確定要素の大きい計画ですよね。柴崎さんのような頭が良くて物わかりのいい刑事がいなければ成り立たないし。あとたまに頭の悪そうなことをしてるのが気になって。空港のときリサに顔も隠さず役割を与えるなんてどう考えてもまずい。そうそう、リサといえば事件後のことが心配。あのお母さんのところに戻ったんですかね? ていうか、お母さんはリサのことを探してたんでしょうか。捜索願くらいは出していたのかなぁ。リサの素性を調べていたときにそんな話は出てきてなかったけど。ふと思ったけど、ナインとツエルブが高校生になる必要ってあったんですかね…? 面倒な手続きとか手間をかけてまで。計画のためとかこつけて、一度くらい普通に高校生やってみたかったとかいう話だとちょっと萌えるけど。ハイヴにとってナインはどういう存在だったんだろう。ツエルブはあまり眼中になさそうな感じで、ナインだけが特別だったように思うのですが、どうしてナインにだけ固執しているのか知りたかった。脱走したからというならツエルブも同じはずなのに。同じ境遇でなおかつ自分の頭脳に匹敵するのがナインだけだから? それとも子供時代に何かあったんでしょうか。見逃してたらすみません。