ういが実在するのかずっと疑ってたけど、実在してた。うい、灯花、ねむの話がせつなくてやりきれない。みんないろはのためだったんだな。ういの体がエンブリオ・イブで、魂はちいさいキュゥべえの中に封印ということですかね。ちいさいキュゥべえはともかくエンブリオ・イブだったのは結構ショックでした。あれがうい…。
個人的には灯花とねむのほうに肩入れしたい気持ち。いろはは何も考えてなくて感情でしか行動していないし、きれいごとでしかない実体のない希望を語っているだけ。灯花とねむはきちんと現実を見据えて、しっかり調べて、深く考えて、何もかも覚悟をした上でその選択をしている。
黒江は自分に似ているのでめちゃくちゃ共感した。何も選ばなかった、I am nothing、わたしが憧れた正しさはわたしのことが嫌いだったとか。そしていろはの言葉で救われないのも。きれいごとを語られても響かない。ただそういう相手のことをまぶしく感じて惨めになるだけ。もしここで簡単に救われていたらガッカリしていたと思う。
でもそのきれいごとでしかない実体のない希望を押し通せるだけの強さが、魔法少女には必要なのかもしれない。最後はちょっとご都合主義に感じたけど。正直、いろはが何をどうしたのかはよくわからなかった。