宝石商リチャード氏の謎鑑定 第11話:祝福のペリドット。正義がたまたま荷物運びを手伝った女性がリチャードの元家庭教師ってどんな偶然。しかし相手の返事を聞かないうちに荷物を持つのはどうかと思うぞ。正義は親切でしたことだけど、相手にはそんなのわからないから恐怖を感じるかもしれないし、他人には持たせたくない大事なものかもしれないし、お願いされてから持ってあげたほうがいいと思うの。で、クレアモント家での過去話。リチャードの母親は本当にリチャードのことを思ってあの計画を立てたんですかね? 復縁をやめたいなら気が変わったとか言って拒否すればすむ話だと思う。そもそもリチャードの父親の都合というだけで、クレアモント家が復縁を望んだわけでもないようだし。どうも智恵子を貶めたかっただけのような気がしてならない。温室で真摯に智恵子に頼んでいたのも演技だったのではないかな…女優だしね。クレアモント伯爵が智恵子に執着していたのはどういうことだったんだろう。智恵子は日本に帰ろうとしているのに絶対に帰らせたくないという感じだった。日本に帰る日まで決まっているのに残る前提で話を進めて、君は私の信頼を裏切らないと信じているよ…ってめっちゃ怖い。よほど気に入って狙っていたのか、あるいはすでに愛人関係だったのか、本当にリチャードのために残ってほしかったのか。いずれにしてもそんな独りよがりの信頼なんて無視して帰ればいい気がするけど、難しいんでしょうか。というか泥棒と疑われたまま現物も出てこないまま帰るほうが難しいような…帰っちゃったみたいだけど…。まあ何にせよ智恵子とリチャードの心の重しがとれてよかった。リチャードにとって正義はいいお友達どころじゃないのよ(笑)。