埼玉県秩父・長瀞「小さなホテル セラヴィ」の管理人(オーナー)が綴る、日々のあれこれ。
小さなホテルセラヴィの「時を愛でるよもやま話」
朝顔
今日は朝顔を集めました。
上は付出し盆の朝顔
下はバルコニーの朝顔
どちらの彫り物も豊田彫刻工房の豊田先生の作品
朝顔を入れて下さいと我侭なお願い致しました。
管理人の夢は朝顔棚。
各部屋の露天風呂の所や
ベランダに朝顔のカーテンを作る事
来年こそは・・・^_^;
昔、美術館で見た桃山時代の骨董の
あさがお椀
薄く開いた夏茶碗は美しく
まさに朝顔の花を連想させました。
あまりの感動に頭から離れなくなり
もちろん手に入るわけもなく
そこで自分で作りました。
この恐れ多い所が管理人の無知で凄いところです^_^;
セラヴィの食器も下手ながら作っております。
素人に毛が数本生えてます。
それくらいの事で酷い勘違いが始まりました。
出来上がった瞬間はまあまあ
(これも思い込みのなせる技)
見ていると日に日に落ち着かなくなり
そのうち腹が立っって来て
最後は見るのもいやになる。
気持ち悪くなってくる。
焼いてしまうと土に戻れぬ悲しい陶器
粉々にして、どうか土の一部にとまきました。
茶器には罪は無い。
申し訳なく、恥ずかしく
勘違いも甚だしい自分を責め、恥じる。
そんな作品でした。
何故あの感動を自分の手で
なんて思ったのか・・・
「若気の至り
若気の至り」
良い言葉です。
何度か唱えるとそれで許された気になります。
でも
その言い訳が出来ない歳になりました。
思い込みの強く身勝手な管理人
「未だ自分の姿が見えぬまま」
心に身をまかせ
己知らずに突進して行ってしまいます。
同じ間違いを何度繰り返えせば
知るのだろう
言い訳の出来ぬ己の歳を・・・
朝顔の細いつるが何かに巻きつき伸びて行くように
巻きつく何かが欲しいなぁ~
管理人、根っからの甘えん坊。
でも、もう「坊」は付かないお年頃・・・だった^_^;
和室の客室露天風呂の朝顔の鉢
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