新エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

2度目のミニミニBC、安平山

2025年02月16日 | 安平山

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2度目のミニミニBC、安平山

★オープンバーンは無いけれど・・・

【2月16日 (日) 】

雪がまったく降らないとボヤいていたスキー場が、1月末に二日間連続して降雪があっ

たお陰で、2月1日にようやくオープンした。その後も大雪こそ無かったが、チョコチ

ョコ10cm前後の降雪があり、今日まで持ち応えている小さなスキー場です。

 

営業中のスキー場コースはまだ利用していない私と妻だが、同じ安平山でも東斜面側か

ら南斜面側に夏の登山道があり、冬も歩く事は出来る。私たちを含め数は少ないが、毎

日のように登山路を辿り散歩する愛好家の足跡は絶えない。

僅か標高166mの低山、登り下り10分 (直登コース~らくらくコース) 足らず、縦走

コースも辿れば更に30分楽しめる安平山登山道コース。一等三角点だけに景色は良く

夕張岳をはじめ芦別岳や日高の主峰幌尻岳も望める展望台になっている。

 

今日は、一人で行って見る。(珍しい・・笑)

スキー場ではなくミニミニBCをするために・・・

前回 (2/6) の記録を参考にすれば、一往復約30分なので四往復すれば2時間、これが

の私の限界かもと運動不足解消にも繋げ、無理をしない運動をして見ようと思った。

この山には、オープンバーンと言える斜面はどこにも無いが、濃いめの樹林の間を縫う

ように好きなルートで降りれば、あっという間に下まで来てしまう。

ソロ活でスタートするエバ・・・

★ 行きはよいよい帰りがツンのめ・・・

10時頃スタート。

天気は風も無く青空も見えていたが、気温が高く2℃だった。

登山道のトレースはくっきりと刻まれ、その上にスキー痕を残す。

分岐から直登コースを辿り、少し斜度が増してくるところから登山道を外れて、東斜面に

ジグを切りながら登って行く。すでに雪は重く湿った感じでコンディションは良くない。

1回目のBC痕が微かに残り、その跡を追うように頂上まで登った。写真を撮りながらだ

ったので20分以上掛かってしまったが、10日振りの安平山だった。

一応、スキーも添えて記念写真・・・

貸切の頂上。

遠望の景色は望めず、リフトに乗って登って来るスキーヤ―を上から見下ろすだけで

ゆっくりする事なく下山体制に入った。シールを外し、来たルートから降りる事にした。

 

直ぐに気が付いたが、雪が重いだけでなくスキーのワックスをしばらく塗っていないので

滑らずブレーキが掛かる。直滑降ならつんのめて転倒するほどのブレーキ・・これでは

2回目を登っても同じだとあっさり諦めて、車まで降りる事にした。

折角来たのにと思ったが、メンテ不足は自分の責任。ミニミニミニBCで終わった。

賑わっていた安平山スキー場・・・その上に安平山の頂上があります。

 

 


安平山でも出来ます、ミニミニBC

2025年02月08日 | 安平山

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安平山でも出来ます、ミニミニBC

【2月6日 (木) 】

雪の少ない安平町にもここ1週間で30~40cmの雪が降った。

スキー場も2月1日にようやくのオープンだったが、関係者と利用者は喜んでいるだろう。

そんな中、スキー場でスキーをせずに登山道を山スキーで登り、途中からルートを外して樹林

帯の中をジグを切りながら登って行く、いわゆるバックカントリー的スタイルでこの山を登る

のは、私たちエバ夫婦くらいしか居ない。斜面の一部にはまだ笹が顔を出しているところもあ

るが、概ね良好。木々の密度も濃い斜面もあるが、そこは適当に交わしながら滑り降りれば、

ミニミニBCが成立する。登り15分、下り5分ほどで終わってしまうが、これを何度も繰り

返すとそれなりの運動量になる。

高い山や雪の多い山が近くに無いだけに、地元の超低山でもそんな遊びが可能なら試してみる

のも楽しいものである。(雪が少ないとスキー板を傷付ける事もあるので注意だが・・)

 

写真は以前に撮った安平山頂上付近の斜面、この時はまだ雪が少なかった・・・

★ 1往復30分のBC・・・

この日は、午後からのスタートでチーヤンがソロで一度長靴で登った後に一旦自宅に戻り、私と

一緒にスキーを積んで再び登山口に来た。なのでスタート時は14時を過ぎていた。

登山口から山スキーを履いて歩き出す。新雪に真新しい長靴やスノーシューのトレースも残って

いるが、登山道以外は誰も辿っていない白い雪面だけが目に入る。雪もまぁまぁのサラサラで、

スキーには適した雪質だった。

スタート時間が遅かったので、「1回か2回だね・・」と言って登り始める。

コース的には登山道のある直登コースだが、途中から急斜度となるところから登山道から外れて

樹林帯に入り、ジグを切りながら登って行く。この時、樹間の広い場所や笹が少ない場所を見極

めながら、下りのルートを予想していた。登っている右手側にはスキー場のリフトが稼働してい

て、利用している人が居れば互いに見える位置である。山スキーを知らないスキーヤーなら私た

ちを見るときっと不思議に思っているかも知れない。スキー場の区域外の樹林帯に人が登ってい

る・・・それもスキーで?更に下りでは、敢えてリフト側に近づいて滑り降りたりすると、リフ

トから丸見えの位置となりもっと驚くはず。でもこの場所は、スキー場の管理区域外なので、注

意を受ける事はない。あくまで自己責任で楽しんでいるミニミニBCに過ぎない。

 

この日、2回登って終了。時計を見たら3時半頃だったので1往復に約30分を要していた事に

なる。スキー場でのスキーもしたいなぁ~と言っていたチーヤンだが、午後4時で終了のスキー

場だから今日は諦める事にして帰宅した。

 

もう少し雪が降れば尚楽しい・・・と、次に期待。

 

 


安平山縦走コース、うさぎと鹿とアライグマ

2025年02月03日 | 安平山

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安平山縦走コース、うさぎと鹿とアライグマ

【2月2日 (日) 】

昨日に引き続き、ソロで安平山登山道散策。

今日は、スノーシューを履いて縦走コースからスタート。

新雪後の先行者は未だ無くあるのはウサギと鹿とアライグマの足跡だった・・。

場所により膝下のラッセル、完全空身なのにすぐ息を切らす有り様。

ペース配分を考えたり、足を止めて息を整えながら登る事にしたが、著しい運動不足と

ウエイトオーバーはすぐに結果として現れる・・・。

上の写真は、先日整備したツルのジャングル、先行するトレースはうさぎさん・・・

しっかり足の肉球まで残っていたので、恐らくゆっくり歩いていたからと思える。その上を

遠慮なくスノーシューで消しながら登るとトレースは登山道から外れてあっちに行ったりこ

っちに来たりと好き勝手に散歩しているように見えた。うさぎの足跡の次は鹿の深い足跡。

行動範囲は半端無いから縦横無尽に残していく・・・。ふと見ると犬かイタチか狐のような

足跡発見!・・よく見るとアライグマだった。足のつま先に爪の跡を残すので間違えない。

 

ルートミス

足跡に気を取られ追うように歩いている時、「あれっ?」と思って周りを見渡す・・。

「あっ!ルートミスしてるぞ・・」って気が付く。俺としたことがと思いつつ、すぐに訂正。

まぁ10分ほどのアルバイトと思えば気にするほどのミスではない・・・。

 

しかし、ノートレースのラッセル。膝下くらいだから大した事は無いはずなのに、意外と時間

が掛かってしまった。まぁそれも良し!

縦走コースを歩き切り、らくらくコースとの分岐と合流。いつもの倍の1時間ほど掛った。

分岐から登山道を歩かず頂上まで直接斜面を登る。誰も居ない頂上に着く。

安平山スキー場は、多くのスキー客で賑わっているようで良かった。それはリフトを利用

する人が空席無く登って来るのを見てそう判断した。

 

下りは、直登コース。

これでこの山の登山道コースにすべて足跡を残したことになる。

良かったと自己満足・・・笑

 

 

ここに来る前に「秘密基地」の散策もして来て、足跡を付けて来た。コース途中に倒木が

2ヶ所あり支障していた。いつか整理しなくては・・・と。

 

 

 

 

 


安平山スキー場オープンしました!

2025年02月02日 | 安平山

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安平山スキー場オープンしました!

1月末の降雪でようやくオープンに漕ぎつけた「安平山スキー場」。2月1日(土)にオープンしました。

でも、ナイターは照明設備の不備で無し、日中のみの営業です。

 

オープンしているとは知らずに新雪後の「安平山」散策へ来て見ると、オープンしていてちょいビックリ。

いつものように登山口に駐車して長靴でスタート。新雪登山道にはすでにトレースあり、多分二人の足跡。

らくらくコースの往復のようでしたが、私は直登コースへ。

ノートレースに足跡を付けながら一歩一歩登ります。右横にはスキー場のリフトが稼働し、時々乗ってる

人が見えます。楽しんでいる人の数は疎らだから、せっかくのオープンもガラガラ状態かな?

でも、ようやくオープン出来て取り敢えず「良かった!」・・・

 

湿った雪降る頂上に着いて、らくらくコースから登ったと思われるトレースと合流。やはり二人かな?

景色の遠望は出来ず「夕張岳」も「芦別岳」も見えない。気温はたぶんプラス、微風もちょっと寒い・・。

新雪が増えた安平山頂上の安平山標石が半分ほど埋まっていた・・・

頂上からリフト終点を見下ろす。少し待ってリフトの利用者が着いた・・・

 

★ 縦走路に先客がいたので退散・・・

下山はらくらくコースも途中にある縦走路の分岐から本当は縦走コースへ行きたかった。

しかし、先行のトレースがあるものの、細い4本足の足跡しかなかった。

ちょっと長い縦走路だから鹿の足跡だけでは長靴は心もとないと諦める。

そのままらくらくコースのトレースを辿り下山した・・・。

 

明日は、スノーシューで来ようかな?

 

縦走路分岐で出合った先行するトレースは「鹿」さんだった・・・


少しずつでもしっかり整備したい

2025年01月29日 | 安平山

安平山登山道整備

少しずつでもしっかり整備したい

【1月28日 (火) 】

ずっと気になっていた安平山の登山道。

今は冬期でも毎日のように訪れる地元の愛好者たちも多い。

私たち夫婦もその中の二人・・・。

小高い山の中に作られた登山道、いつ、誰が開削されたのかは不明だが、

少なくとも多くの方に親しまれている道であることに違いはない。

上の写真は、安平山縦走コースの途中にある場所

毎年木と木の間にあった「ツル」がドンドン伸びたりして一時登山道を跨ぐようになって

通行出来なくなってしまった。そんな中誰かが少しずつツルを切って道を開け、なんとか

通れるようになったが、折れ曲がった木が危険だったのでずっと気になっていた・・・。

そして、ようやくこの日に出向き「危険物」を撤去・・・。

絡まるツルを少しずつ細目に切って、最後に太い幹となる木を切った。

左右引っ張り合うツルを切り離すと反動でツルがへたっ~と垂れ下がる。

巻き付いていた太い木を切るとツルを伴って全体が地面に倒れて来た・・。

そんな作業を1時間ちょっと掛ったが、安全に広く道を開けられ整備終了。

整備中に山の師匠が偶然通り掛かり、作業を手伝ってくれた。

 

わが妻チーヤンも一応確認してくれた・・・

安平山頂上から望む「日高山脈」最高峰「幌尻岳」は枝に隠れて見にくい。左に戸蔦別岳とヌカビラ山など