

今回は、ZOU老師ご自慢の茶器です!
青花とは、青い文様の意。
花だけでなく、人物、龍、山水など
色々な絵柄があります。
白磁にコバルト顔料で染付した後、
透明釉を掛けた磁器が青花瓷器です。
色調は、黒藍色・淡藍色・青翠色・正藍色
の4種類に分けられ正藍色が最も美しいとされます。
元の時代に景徳鎮で完成し、元・明・清代に
中国の特産品として世界に渡った青花瓷器。
イスラム圏やヨーロッパでは王侯貴族のコレクションになり
日本では茶の湯の道具として取り入れられました。
英語の普通名詞「china」は「磁器」を表す単語です。
そんな世界へ渡った器たちが、
古くから世界の陶磁界をリードしてきたんですね。
老師は、
「白磁に透明感があり、青く繊細に手描きされた
中国伝統の逸品が好き!」
とのことでした。