前回のブログで
タイヤとホイールの組付けを
「30分もあれば組める....」と書いたが、
2時間30分もかかってしまった....。(汗)
前後のタイヤをホイールに組み付けるのに20分。
スプロケットを組み込むのに10分。
デスクブレーキ調整に30分。
そして、玉押し調整に1時間30分...。
まさに『生兵法は大けがのもと』を実感させられる作業であった。
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タイヤを組む際、バルブがある部分のはまり込みが浅くなり、
どうしてもタイヤがリムに食い込まない。
(何度もやっているタイヤ交換だけに自信はあったのだが...)
バルブを押し込んだり、タイヤを外してみたりしながらなんとか取付ができた。
予期せぬ伏兵に手間取ったあとはスプロケットの取付。
これは簡単。
フリーにグリスを塗った後、
カチッとセットして、キュキュと締め込むだけ。
締め付けトルクの問題もあるがそこは素人、
キュキュキューー!!てな具合で終了なのだ。
そして、ディスクブレーキの調整。
フロント側は調整不要で取付られたが、
リアはディスクローターがパッドにベタ着き。
一旦、ブレーキ本体のネジをゆるめ、
ローターが溝のセンターにくる位置に調整する。
タイヤを空転させてシャリシャリ音がしなければOK。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/51/2ab423e4d80ea3e223f4d5060635fbc9.jpg)
▲向かって左側(外側)に寄った状態のディスクローター
で、いよいよ玉押し調整。
この作業、初めて行ったのだがけっこう難しい。
というか完璧にするなら、素人ではかなり難しい部類だろう。
実際、私も諸先輩達のブログ等を参考に
イメージトレーニングを重ねて来たつもりだったが、
作業を進めていくうちに、
年のせいか、すっかり「玉押し調整」の事を忘れて
ギューッと締め込んだままセットしてしまった。(汗)
当然タイヤはロックされた状態。
最初は原因がわからず、何度もブレーキを確かめてみたが、
いろいろあたっていたら軸が回っていないのに気づいた。
そしてここから『調整』というメビウスの輪にとらわれていく...。
諸先輩達のブログには、
「軸を回すと、ゴロゴロがコロコロに変わり、
その後ヌルヌル→ツルツルみたいに変わるので
抵抗が少なく、かつ、ガタつきがない位置に調整する」とあった。
しかし、いざ実行してみると、
ゴロゴロの次はヌルヌルで...コロコロもツルツルもわかりはしない。
ゴロゴロのときは回りが悪く、ヌルヌルのときはガタつく...。
なんとか絶妙な位置を出したとしても、
増締めする際に必ず位置を出したナットも一緒に回ってしまうのだ...。
その後、泣きそうになりながら何度も緩めたり締めたりを繰り返し、
やっとの思いでフィニッシュ。
というか私の人生『玉押し調整』で終わりそうなので強制終了したのだ。
若干ガタつくが自己責任ということで良しとするが、
初めて作業する方は心してかかった方がよいのは事実だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/df/78a0137f9d0dab080bd0cacf53a79aff.jpg)
▲リムはTEC 27.5" 32H タイヤはVittoria GEAX SAGUARO 27.5x2.00
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/57/11f50afa0bc962a2ee0f6096b0412bcf.jpg)
▲トップチューブにあるグレーの棒はチャイルドシート用のものだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/48/48dbb9efee020000311d377473b1380d.jpg)
▲リムはALEXRIMS DA22 タイヤはMICHELIN DYNAMIC SPORTS BLK 700X25C
なんとか組み終えて、そのディテールを眺めている。
ゴツいタイヤを見慣れているせいもあり、なんか貧弱。
もっとフロントが下がった方がイカすのかも。
まぁそのうち慣れて来るだろうけど...。