goo blog サービス終了のお知らせ 

自転車、登山旅日記

 いまから10年以上前、日本各地を自転車旅していました。その時の内容を少しずつ更新していこうかと思います。
 

岐阜県に入りました!

2023-02-12 18:47:58 | 日記

2008.11.04

南木曽・妻籠→(R19・県6)→中津川→(県413・R363)→恵那・岩村→(R257)→恵那・上矢作(自転車)

 みなさん、こんばんは。今日は一日、晴天でした。日中は半袖でも暑いくらいでしたが、朝晩は気温9℃まで冷え込みました。

 今日は妻籠からスタートしました。まず道の駅・しずもに行き、朝定食500円(ご飯大盛り、同額!)を食べました。イカ刺し、焼シャケ、煮物、温泉卵、味噌汁の内容で500円は満足出来ました。その後、田立の滝に行く予定でしたが、工事中で通行止でした。それならばと思い中津川へ…。

 中津川まで、R19は交通量が多いので、木曽川対岸の県道6を走りました。アップダウンはあったものの、1.5車線で交通量は少なく快適に走れました。途中、栗林、竹に囲まれた道、自分ちの庭みたいな雰囲気もあったり、変化に富んで楽しい道でした。オススメしたいルートです。中津川では巨大ショッピングモール・アピタで時間を費やしてしまいました…。本屋があると、つい寄り道してしまいます。この本屋で「自遊人」という雑誌を入手しましたが、内容が温泉の共同浴場特集でした。また、「温泉パスポート」なる付録がついており、これに紹介されている日本全国100軒の温泉施設が日帰り入浴無料になる特典付きでした。有効期間は施設によって若干異なるものの2008年9月26日~2009年3月31日でした。

 その後、岩村に行きました。中津川から岩村までR363で行く予定でしたが、途中で通行止のため迂回ルートを走りました。県道413でしたが、上り始め10%が続き、必死にもがきながら上りました。上部は緩やかな上りになり、また紅葉が見事で楽しめました。途中からR363に入り、直線の下りに入りました。速度65km/hでかっ飛ばしました。車は全く走っていませんでした。そんなで岩村に到着しました。

 岩村は農村景観日本一の称号を持つ・富田地区、昔ながらの町並みが残されている・岩村中心街、があります。美しかった!雰囲気良かった!まずは農村景観の富田地区です。

 続いて、昔ながらの町並みが残されている岩村中心街です。

 その他のオススメポイントは明智鉄道・岩村駅です。昭和初期に造られたと思われる駅舎、話好きな駅員さん。お土産として最適な、使用済切符(今でも硬券を使用しています)は、1枚20円で売られています。1000枚近い切符の中から自分で選べます!駅員さんと、おしゃべりしながら5枚購入しました。岩村はオススメしたい場所です。

 最後になりましたが、この旅は自分だけでなく、他の方の協力なしでは成り立たないと、つくづく思いました。自転車のタイヤが消耗してきているので、これから通るルート上の自転車店を、ランドナー作成して頂いた自転車店に紹介してもらいました。これは、同業他社を紹介して頂いた訳で、大変申し訳ないことをしました。それにも関わらず早急な対応をして下さったBPSさん、本当にありがとうございました。大変助かりました。途中でタイヤ交換出来るメドがつきました。みなさん、今後とも、よろしくお願い致します。

 


中央アルプス、登山しました(3日目)

2023-02-12 18:37:50 | 日記

2008.11.3

越百小屋→福栃平→大桑・伊那川ダム登山口(登山)

大桑・伊那川ダム登山口→大桑・須原→(R19)→南木曽・妻籠(自転車)

 今日は中央アルプス登山の最終日となりました。小屋を出ようとした時、ピッケルを紛失していることに気付きました…(気づくの遅すぎ)。やってしまった!昨日の空木岳の登りで岩稜になり、ピッケルが使えなくなったので、ザックの後ろに取り付けたのですが、取れて落ちてしまったと思います。しっかり取り付けられていなかったのが原因だと思います。南駒ヶ岳で昼食した時にはなかったような気がします。あぁ…。そのまま下山しました。下山中(登山口に着く手前)に、昨日のご夫婦と合流出来ました。また、お話させて頂きました。

 登山を終え、付近の交番にピッケル紛失を申し出ました。自分の書いたメモ(紛失物、時間、場所。自分の住所、名前など)をパソコンに入力し、書類を作成して頂きました。それはいいのですが、パソコンの調子が悪いらしく、途中で消えてしまい、打ち直すこと5回目でようやく書類は完成したのでした。1時間強も費やしてしまいました…。警察官の方も慣れないパソコンと格闘し、ひたすらゴメンねと謝られていたので仕方ないのでした。

 その後、昼食を取り、温泉に入りました。時間は…夕方に迫っていました。今日は、数日前に来た妻籠で終了です。

 


中央アルプス、登山しました(2日目)

2023-02-12 18:30:36 | 日記

2008.11.02

木曽殿山荘→空木岳→南駒ヶ岳→越百山→越百小屋(登山)

 2日目、空木岳への登りから開始しました。朝一番だったので、雪が凍っていたのでアイゼンを使用しました。今シーズン最初の雪山となりました。空木岳は完全な岩稜で凍っていました。積雪は30cm程度でした。それに加え風が強く、一日中だったのでやっかいでした。

 上写真場所からの風景。まずは登ってきた方向(北側)を振り返ります。宝剣岳の山容が分かりやすかったです。稜線の左奥は乗鞍岳だと思われました。そのアップ写真も添付します。

 上写真場所からの風景。東側には南アルプスが連なっており、鋸岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳が見えました。

 これから向かう空木岳、赤椰岳、南駒ヶ岳が続いていました。

 ここを登り切れば空木岳が近づき、山頂まであと一息でした。 

 空木岳までの第一ピークまでは普通に登ることができましたが、そこからは岩場を乗り越えるコースとなりピッケルが邪魔になり、ザックに取り付けました。後に、この取り付けが失敗だったと思い知らされることになりました。山荘から空木岳山頂まで1時間40分ほどで到着しました。天気は良く、山頂からの景色は見事でした。南アルプスは全域、八ヶ岳、奥秩父、浅間山方面、乗鞍、御獄、恵那山など、360度の大パノラマが広がっていました!登ったかいがありました。

 空木岳山頂から八ヶ岳、南アルプス方向を望みます。空が青く澄み渡り、雲の形が絵になります。

 南アルプス全体を望みます。また、鋸岳、甲斐駒ヶ岳をズームアップしてみました。

 空木岳山頂から八ヶ岳方向を望みます。眼下の伊那谷を挟み、その一番奥に連なって見えました。

 空木岳山頂から中央アルプス北方向を望みます。

 空木岳山頂から御嶽山方向を望みます。

 しばらく写真撮影し、南駒ヶ岳へ向かいました。

 赤椰岳、ルート途中の風景。

 ここを登り切れば赤椰岳が近づき、山頂まであと一息でした。

 赤椰岳山頂から南駒ヶ岳方向を望みます。

 赤椰岳山頂から南アルプス方向を望みます。荒川三山、赤石岳、聖岳と思われました。

赤椰岳山頂付近から中央アルプス北方向を望みます。ハイマツ帯にうっすら白粉を塗したような風景でした。

 積雪はさほど変わらず、しかし、岩場が凍り、進路を示すペイントが所々で見えなくなっていました。中でも、南駒ヶ岳山頂下の岩場はルートファインディング(ササヤブ、岩場、雪山などルートが分かりにくい所を、自分で見つけ出し進むこと)を強いられました。少し行ったり戻ったりしながら突破しました。ここの山頂は空木岳以上に素晴らしかった!空木岳からの縦走コースが見え、また、越百山への尾根も見渡せました。ここで昼食にしました。頭上が騒がしいと思ったら、ヘリがうろついていました。雪山になり危険が増すので安全パトロールをしていたのでしょうか。双眼鏡で見られていたのかな…?

 越百山方向を望みます。標高を下げていくことが分かりました。

 南駒ヶ岳を後にし、越百山へ向かいました。途中に大きなアップダウンがあり、アルプスに来ていることを実感させてくれました。先ほどとは異なり、ハイマツ帯を通る頻度が多くなり、標高を少しずつ下げていることを実感しました。

 ルート東側には南アルプスを常に見ることができました。伊那谷を挟み、その向こうに南アルプス。とても好きな風景となりました。

 越百山途中にある仙涯嶺。尖っており形が格好よい山でした。

 仙涯嶺を越えてから下り、その途中で振り返った風景です。左に南駒ヶ岳、右に仙涯嶺。

 越百山へ緩やかな登りを歩いていきました。

 ついに越百山に登頂しました。ここまで稜線歩きが続きました。

 越百山から振り返った南駒ヶ岳は最高に絵になります!ゴツゴツした岩稜にまばらな雪と、緑が残っていました。これで絶景は見納めです。山頂から越百小屋に降りました。

 越百小屋に到着し、ここで茨城県から来ていたご夫婦と知り合いました。ご夫婦は、学生時代にワンゲルで一緒であり、その後結婚されたとのこと。そうした出会いはいいものですよね。数十年経ったいまでも、一緒に山を歩いていることは素敵なことだと思います。このご夫婦は北海道・礼文島に行った時に、自分みたいな日本一周中の自転車旅人と出会ったそうです。そんな話も聞かせて頂きました。楽しいひとときでした。ありがとうございました。

 


中央アルプス、登山しました

2023-02-05 22:03:30 | 日記

2008.11.01

 みなさん、こんばんは。11月3連休は中央アルプスに入っていました。2泊3日で、伊奈川ダム登山口を起点にし、中央アルプスの空木岳、南駒ヶ岳、越百山を縦走してきました。

 

大桑・伊那川ダム登山口→うさぎ平→木曽殿山荘(登山)

 初日は登山口から木曽殿山荘まで高低差1400mを、ひたすら登り続けました。まず、金沢土場までダート道を5kmほど歩きました。朝から天気よく、青空が出ていました。

 金沢土場からうさぎ平までもダート道が続きました。途中に水場があり、上部の水場(仙人ノ泉、義仲の力水)は寒さで凍っている可能性があるので、ここで給水しました。5合目過ぎ1652mピークから細かなアップダウンが続き、トラバースする感じで進みました。6合目で川をつり橋で渡り、急登をひたすらこなし、標高を上げていきました。標高2000mを越えると所々で御嶽山が見え始め、上部は雪に覆われ白くなっていました。御嶽山ズームアップしてみました。

 現在登っている中央アルプスも御嶽山同様、上部は積雪があると思われます。標高2020m付近に水場「仙人ノ泉」がありましたが凍結していませんでした。

 さらに登り、標高2100m付近から登山道に雪が見え始めました。途中で下山してきた登山者の話では、上部はエビノシッポが見られ、きれいとのことでした。しかし、現在の時刻はそれが溶けて、樹林の中では雨が降っているような感じを受けました。樹林の隙間から空木岳方向を見上げると雪山になっていました。

 8合目手前から傾斜は緩くなり、木曽殿越に位置する木曽殿山荘に向かって登りました。山荘手前7分ほどの場所に水場「木曽義仲の力水」があり、岩を伝って水を集めている水量細い水場でした。日中は岩場が凍っておらず水を得ることができましたが、朝晩は岩場が凍り、水が得られない可能性があります。

 山荘付近でようやく景色が開けてきました。空木岳への登りがきつそうです…。

 山荘は営業終了でしたが、倉庫が冬季小屋として解放されていました。倉庫なので窓がなく…、内部は夕暮れ、朝になっても暗いままでした。自分の他に2人一緒になりました。

 


宿場町巡り

2023-02-05 20:17:13 | 日記

2008.10.31

阿智・萬岳荘→富士見台→阿智・萬岳荘(登山)

阿智・萬岳荘→(林道)→中津川・馬籠→(県7、R19)→大桑→大桑・伊那川ダム登山口(自転車)

 

 今日は萬岳荘からスタートしました。萬岳荘外観、避難室内部の様子です。

 夜明け、おそらくネズミと思われる小動物が食料入ったビニール袋を物色しており、逃げる姿を目撃しました。さて、朝7時過ぎに富士見台へ行き、萬岳荘から30分ほどで到着しました。天気は曇り空、風景は中央アルプスがうっすら見える程度でした。

 萬岳荘に戻った後、神坂峠まで出て中津川方面に下りました。道路は狭く、つづら下りが続くためスピードが出せず、時速30km/hほどで下りました。この時期は気温低下しているため、ゆっくり下った方がいいのかもしれません。

 下りきった場所(富士見平への上り口)の案内板。神坂峠から13km下ってきました。

 ここから中山道の宿場の1つである馬籠宿に行きました。観光客が多い場所で、修学旅行生も大勢いました。宿場入口にあるA-COOPで食料を買い出した後、宿場に行きました。宿場は石畳の急勾配沿いに点在していました。そのため、そこを自転車で上り始めるものの、上り坂で一番走りやすい軽いギア(インナー30T×ロー34T)しても走りきれず、自転車を押し歩きながら上りました。観光客、土産店店主、バスガイドの方々に応援されながら上ることになり恥ずかしかったです。ここで五平餅を食べましたが、定番スタイルではなく串刺し団子状になって1本100円で売っていました。

 馬籠宿から馬籠峠に上りました。先ほどの宿場内の急勾配に比べれば、全く問題なく自転車で走りながら上れる勾配でした。峠上は岐阜県中津川市と長野県南木曽町に県境になっていました。

 馬籠峠から妻籠宿に向かうべく下りました。その途中に男滝女滝があったので見学しました。両方同時の撮影は出来ませんでしたので、別々に紹介します。

 まずは男滝。落差10mです。

 続いて女滝。落差12m。

 数km走り、妻籠宿に到着しました。昔からの街並みが色濃く残されている宿場でした。

 妻籠宿の観光で時間を費やし、先を急ぐことになりました。その前にJR南木曽駅付近のスーパーで買い出しを行い、駅前の食堂で遅い昼食(親子丼600円)にしました。食堂の主人が気さくな方でした。R19を南木曽から須原まで北上し、伊奈川ダムを目指しますが、あと18kmの看板が・・・。まだまだ距離はあり、ダムということで上り坂が想定されました。遅くに到着することを覚悟して進み、19時頃ようやく到着することができました。