自転車、登山旅日記

 いまから10年以上前、日本各地を自転車旅していました。その時の内容を少しずつ更新していこうかと思います。
 

悲鳴をあげています…

2023-02-26 22:17:53 | 日記

2008.11.26

十津川村→(R425、R168)→田辺市・本宮→(R311)→田辺市・本宮 湯の峰温泉→(R311、その他)→田辺市・本宮 川湯野営場(自転車)

 みなさん、こんばんは。今日は一日中、快晴でした。心は土砂降りでしたが…。

 さて、今日は十津川温泉からスタートしました。まずは十津川名物・野猿を体験しに行きました。これは一人用の木製箱に滑車が付いていて、川の両端にワイヤーが渡されたものと組み合わされています。自分でロープを引くと前に進む仕組みです。高さ10m、長さ50m程度でした。結構、迫力があり楽しめます。これで十津川村は終了しました。

 R168に戻り南下している途中の道路沿いから、大きな滝「十二滝」を望みました。虹が出ていました。

 続いて和歌山県に突入し、本宮町に入りました。熊野本宮大社が有名です。また温泉地でもあり、とても楽しみにしていた地です。

 そんなウキウキ気分で走っていたら後輪のスポークが折れました…。2本折れて、後輪ホイールがかなり振れてしまいました。近くにいた地元の方が、知り合いの方を引き合わせてくれて車に自転車を載せて4km程度、移動しました。そして自転車店へ。きちんとフレトリして欲しかっただけに、とても助かりました(自転車店なのにスプロケットを外す工具がなかった…、一体…)。

 その後、熊野本宮大社に行ったら、自転車で旅をしている方と出会いました。仙台から来ており、輪行と走りを組み合わせて旅をしているそうです。様々な話を聞かせて頂きましたが、中でも「同じ地域を何度も旅する。課題を考えて、次回の宿題にするから、同じ地域を旅するのが楽しい。」との話は印象的でした。なるほど、と思いました。そんなところに、通りがかりの方が「TOEIのフレームいいな~」といいながら写真を撮っていました。今までに数人、同様にTOEIフレーム、ランドナーを懐かしむ姿を見てきました。

 途中で自転車旅をしている方と別れ、湯の峰温泉に向かいました。湯の峰温泉「共同浴場」、入浴料250円に入浴しました。大阪から来ている方と話をさせて頂き、温泉から出たら温泉卵を頂きました。ありがとうございました。おいしかったです。

 湯の峰温泉といえば「つぼ湯」が有名ですが、今回は入浴しませんでした。

 続いて川湯温泉、特に仙人風呂を楽しみにしていました。そんな時、またしてもパンクでした…。それを修理していた時、数人の方から話かけて頂き、応援して頂きました。嬉しい限りです!修理完了し、ようやく仙人風呂へ入浴できました。気分は最高、10年ぶりのリベンジを果たしました。というのも、この風呂は川の一部をせき止めた露天風呂で、川底から温泉が湧き出しています。期間は毎年11-2月の期間限定です。10年前の2月下旬に行った時、たどり着く2日前に川の増水で決壊していました。その時から、いつか入浴すると思い続けて、念願叶いました。そんな素晴らしい露天風呂、入浴料は無料です!

 それにしても、人間より自転車が悲鳴をあげています…。この先、大丈夫か不安です。

 


日本一広い村

2023-02-26 19:00:29 | 日記

2008.11.25

五条市・猿谷ダム→(R168)→十津川村・風屋→笹の滝→十津川村・風屋→(R168、R425)→十津川村(自転車)

 みなさん、こんばんは。今日は精神的に疲れた一日でした…。

 さて、今日は五條市大塔からスタートしました。天気は曇りでしたが晴れ間もありました。R168をひたすら南下し、十津川村へ向かいました。この村は日本一広い村として知られています。実際に走ってみると…、やはり広かったです!実際、まだ十津川村にいます。

 十津川村の名物巡りをしていました。まずは「谷瀬の吊橋」に行きました。長さ297.7m、高さ54mを誇り、生活で使われている吊橋としては日本一の大きさみたいです。吊橋を歩いてみましたが、さほど怖くなく、むしろ楽しかったです。

 続いて「笹の滝」に行きました。落差32m、日本の滝百選にも選定されています。R168から12kmほど山に入った所にある滝でした。アプローチに手間取りました。

 滝を堪能し、R168に引き返す途中で自転車後輪がパンクしました。道路が荒れており、タイヤが鋭い石に当たったらしく、タイヤサイドが3cm程度切れていました…。タイヤ内側にもパッチを張り応急処置しました。パンク修理が終わり走り出したら…、またパンクしました。次はスネークバースト(リム打ち)でした。空気圧が低かったためか、段差などでリム打ちしたのでしょう。これも修理し、ようやく出発できました。大幅な時間ロスに加え、精神的に疲れました。

 ようやく湯泉地温泉に到着しました。楽しみにしていた温泉。2軒ある共同浴場ですが、泉湯は火曜日休みなので、滝の湯に行くつもりでした。しかし、改装工事中のため休業…。がっかりです。単純硫黄泉を楽しめませんでした。ここは諦めて、十津川温泉に行きました。狙っていた「わらびお湯」は開いていました。一安心。浴槽は4人入ればいっぱいの大きさでしたが、鄙びた生活感ある雰囲気が良かったです。地元の方に、今後のルートについて尋ね、情報収集しました。こんなアットホームな温泉の入浴料は300円でした。

 


再び天川村へ

2023-02-26 18:06:50 | 日記

2008.11.24

黒滝村→(R309)→天川村→(県53)→五条市・阪本→(R168)→五条市・猿谷ダム(自転車)

 今日は黒滝村からスタートしました。昨日まで一緒だった友人と別れ、その友人は温泉巡りをしながら帰路につきました。こちらは道の駅「吉野路黒滝」にて串こんにゃくを食していました。これが激ウマで味が染み込んでいました。1本100円でした。

 R309を走り天川村に向かいました。地図上だと新笠木トンネル、新川合トンネルの長いそれを抜けていくルートだったためパスしたいと考えていました。そこでR309の旧道を走ることを選択しました。道幅は1.5~2車線路と広く、路面もきれいで、自動車は走っておらず、自転車で走るには快適でした。旧道の笠木トンネルから左折し、さらに旧道と思われる笠木峠を目指しましたが、途中からダートになり、車両通行止の看板が設置されていました。

 そこから先に進むと道路上に大木が横たわっており、自転車(旅車)では進めなかったため引き返し、笠木トンネルを抜けました。

 さらに緩やかな上り坂が続き、切抜峠トンネルがピークでした。

 そこからは下り坂になり、天川村の中心街・川合集落まで下りました。ちょうどお昼前だったので、早めの昼食にしました。ツーリングマップル(地図)には「かどや食堂」がオススメと記載されていたため、そこに行きました。仮店舗(旧・郵便局)で営業中で、元気よいご主人に出迎えて頂きました。からあげ定食を食しましたがおいしかったです(料金840円、ご飯大盛でも同料金)。帰り際に天川村パンフレット、「だらにすけ丸」を頂きました。「だらにすけ丸」とは胃腸薬のことで、信州・木曽地方の「日野百草丸」みたいなものなのか…、と思いました。

 天川村から県道53を下り、R168に合流しました。先日20日は、ここから北上して大阪市を目指しましたが、今日は南下して十津川村を目指しました。途中の経路で、つい数日前までR168沿いの小代集落でがけ崩れのため通行止めになっていましたが、現在は時間帯で通行可否になっており、ちょうど通行できる時間帯で通行しました。

 途中で雨が降ってきたので猿谷ダム入口の屋根付き休憩所に駆け込みました。そんな時、自動車でやってきた方に、さんま寿司、バナナ、ドーナツ、ホッカイロを頂きました。いろいろ頂き、本当にありがとうございました。夕方には雨は止んできました。

 


稲村ヶ岳、登山しました

2023-02-25 22:54:08 | 日記

2008.11.23

黒滝村・道の駅→天川村・洞川温泉登山口(自動車)

天川村・洞川温泉登山口→稲村ヶ岳→天川村・洞川温泉登山口(登山)

天川村・洞川温泉登山口→黒滝村・道の駅(自動車)

 今日は5時過ぎに起床、登山準備し、6時30分頃に自動車で登山口に向けて出発しました。自動車はなんと便利な乗り物なのだろう。上り坂もスイスイと走ってしまいます。当たり前ですが自転車のそれとは大きな違いです。そんなことを思っていたら洞川温泉に到着しました。自動車を停車させ、名水・ゴロゴロ水の前を通り、登山口に向かいました。

 8時頃に登山開始し、序盤は緩やかな上り坂が続きました。途中の法力峠で休憩しました。その周辺の標高1200m付近では積雪はそれほどありませんでした。上るにつれて次第に積雪が多くなり、標高1550m付近の稲村ヶ岳山荘では積雪20cm程度でした。その先は比較的新雪を楽しめそうで、なかなか雰囲気良さそうな登山道でした。アイゼンなしでも滑るものの、歩行できない訳ではなかったため、ツボ足で登ることにしました。

 12時頃に稲村ヶ岳山頂に登頂しました。山頂には展望台があり、周囲の大峰山系の山々が見渡せました。周囲の山々は白くなっており、先日19日の降雪は思いのほか積もったようでした。そんな山々を撮影しましたが、うまく表現できませんでした。

 さて下山中に大日山に登りました。ハシゴありの急登でしたが山頂からの展望はありませんでした。先ほどの山荘まで下山し、カップラーメンの昼食となりました。登山口には16時20分に到着しました。

 下山後、ゴロゴロ水を汲み、洞川温泉に向かいました。先日休みだった洞川温泉センターは開店しており、中に入ると多くの客であふれていました。塩素消毒の香りがあるお風呂といった感じでした。泉質は単純泉、入浴料600円でした。

 夕食は友人にごちそうになりました。本当にありがとうございました。登山しようと呼び出しておいて、夕食までごちそうになるとはすみません。夕食後、自動車で再び黒滝村まで帰ってきました。友人は移動するか悩んでいましたが、結局は移動しなかったため、またしても車中泊させて頂きました。何から何までお世話になりっぱなしの一日となりました。ありがとうございました。

 


仕切り直ししました。

2023-02-25 20:18:11 | 日記

2008.11.22

大阪市・大阪城公園→(その他、R25)→柏原市→(R170、R166)→大和高田市→(県30、R309、県222、R169、R309)→黒滝村(自転車)

 今日は大阪城公園からスタートしました。朝6:30頃、公園管理者に「テント禁止」ですと言われ、7:00までに出て行ってくれと言われました。できる限りのスピードでテントを撤収している時、隣のブルーシートの方に話しかけられ「寒かったやろ」と言われました。段ボールを下に敷くだけで地面からの冷えをかなり抑えられることを教えて下さいました。また、12月になれば公園整備(道を作るとのこと)が始まり、立ち退きを余儀なくされることを話して下さいました。今後、どこに行くか未定とのことでした。

 大阪城公園を出発し、藤井寺方面を目指しました。今日は3連休初日ということもあってか交通渋滞していました。バイクツーリングの方々も数組見かけました。R170からR166と進み、R166竹内街道の入り口は民家と民家の間を走る一車線路でした。その後、2車線路になりました。

 道の駅「近っ飛鳥の里太子」では、隣に座った方に、いきなり「儲かってまっか?」と言われ拍子抜けしました。仕事をせず旅に出ている人間には儲かる、儲からないと異なる次元の話。一応、儲かっていないと答えておきました。R166にて竹内峠を越えると奈良県入りしました。

 ようやく奈良県に戻ってきたと感じ、これから天川村に戻るずと思いながら走りました。県道30に入ると交通量が多く、アップダウンが多く、走るには疲れる道路でした。途中のコンビニで昼食にし、大阪のスーパー玉出で購入したお惣菜を食しました。このスーパーは「オムソバ208円」「巻きずし158円」と激安スーパーでした。そこからアップダウンを数回繰り返し大淀町に到着しました。

 今日は道の駅「吉野路黒滝」にて友人と待ち合わせすることになっており、この方は途中で温泉に寄ってから来るとのことだったため、こちらも温泉に入ろうと思い大淀温泉「老人福祉センター」に入浴しました。温泉成分表が見当たらず泉質は分かりませんでしたが、ガラス張りの浴室から見た外景は吉野川が眼下に見え、夕日が沈む頃で空が赤く染まりきれいでした。入浴料500円、立派な公衆浴場でした。

 夕方17時頃からR309を黒滝村方面に向かって走り始めました。走り始めは町がありましたが、次第に何もなくなり、暗い中の上り坂を走りました。走ること1時間弱でトンネルが現れて下り坂になり、平坦路、緩やか上り坂になりました。18時過ぎに道の駅に到着しましたが、友人は到着していませんでした。

 どうしようか思案している時、荷物を付けた原付バイクがやってきました。話をすると岡山県からやってきて、大峰山系・仏経ヶ岳に登山するつもりだったが、その手前の弥山までしか行けなかったこと、積雪は30cmほどだったことを話して下さいました。また、登山好きらしく、10月に2週連続で北アルプス・槍ヶ岳に行き、1週目は雨、雪に降られ、2週目に登頂できたとのことでした。さて、夜になっていましたが、これから原付バイクで岡山県に帰宅するとのこと。すごい行動力だとおもいました。

 この方と別れてからバス停の中で友人を待っていましたが、22時頃にやってきました。温泉話をしつつ、友人の車で車中泊させて頂きました。車中泊は快適でした。