自転車、登山旅日記

 いまから10年以上前、日本各地を自転車旅していました。その時の内容を少しずつ更新していこうかと思います。
 

中央アルプス、登山しました

2023-02-05 22:03:30 | 日記

2008.11.01

 みなさん、こんばんは。11月3連休は中央アルプスに入っていました。2泊3日で、伊奈川ダム登山口を起点にし、中央アルプスの空木岳、南駒ヶ岳、越百山を縦走してきました。

 

大桑・伊那川ダム登山口→うさぎ平→木曽殿山荘(登山)

 初日は登山口から木曽殿山荘まで高低差1400mを、ひたすら登り続けました。まず、金沢土場までダート道を5kmほど歩きました。朝から天気よく、青空が出ていました。

 金沢土場からうさぎ平までもダート道が続きました。途中に水場があり、上部の水場(仙人ノ泉、義仲の力水)は寒さで凍っている可能性があるので、ここで給水しました。5合目過ぎ1652mピークから細かなアップダウンが続き、トラバースする感じで進みました。6合目で川をつり橋で渡り、急登をひたすらこなし、標高を上げていきました。標高2000mを越えると所々で御嶽山が見え始め、上部は雪に覆われ白くなっていました。御嶽山ズームアップしてみました。

 現在登っている中央アルプスも御嶽山同様、上部は積雪があると思われます。標高2020m付近に水場「仙人ノ泉」がありましたが凍結していませんでした。

 さらに登り、標高2100m付近から登山道に雪が見え始めました。途中で下山してきた登山者の話では、上部はエビノシッポが見られ、きれいとのことでした。しかし、現在の時刻はそれが溶けて、樹林の中では雨が降っているような感じを受けました。樹林の隙間から空木岳方向を見上げると雪山になっていました。

 8合目手前から傾斜は緩くなり、木曽殿越に位置する木曽殿山荘に向かって登りました。山荘手前7分ほどの場所に水場「木曽義仲の力水」があり、岩を伝って水を集めている水量細い水場でした。日中は岩場が凍っておらず水を得ることができましたが、朝晩は岩場が凍り、水が得られない可能性があります。

 山荘付近でようやく景色が開けてきました。空木岳への登りがきつそうです…。

 山荘は営業終了でしたが、倉庫が冬季小屋として解放されていました。倉庫なので窓がなく…、内部は夕暮れ、朝になっても暗いままでした。自分の他に2人一緒になりました。

 


宿場町巡り

2023-02-05 20:17:13 | 日記

2008.10.31

阿智・萬岳荘→富士見台→阿智・萬岳荘(登山)

阿智・萬岳荘→(林道)→中津川・馬籠→(県7、R19)→大桑→大桑・伊那川ダム登山口(自転車)

 

 今日は萬岳荘からスタートしました。萬岳荘外観、避難室内部の様子です。

 夜明け、おそらくネズミと思われる小動物が食料入ったビニール袋を物色しており、逃げる姿を目撃しました。さて、朝7時過ぎに富士見台へ行き、萬岳荘から30分ほどで到着しました。天気は曇り空、風景は中央アルプスがうっすら見える程度でした。

 萬岳荘に戻った後、神坂峠まで出て中津川方面に下りました。道路は狭く、つづら下りが続くためスピードが出せず、時速30km/hほどで下りました。この時期は気温低下しているため、ゆっくり下った方がいいのかもしれません。

 下りきった場所(富士見平への上り口)の案内板。神坂峠から13km下ってきました。

 ここから中山道の宿場の1つである馬籠宿に行きました。観光客が多い場所で、修学旅行生も大勢いました。宿場入口にあるA-COOPで食料を買い出した後、宿場に行きました。宿場は石畳の急勾配沿いに点在していました。そのため、そこを自転車で上り始めるものの、上り坂で一番走りやすい軽いギア(インナー30T×ロー34T)しても走りきれず、自転車を押し歩きながら上りました。観光客、土産店店主、バスガイドの方々に応援されながら上ることになり恥ずかしかったです。ここで五平餅を食べましたが、定番スタイルではなく串刺し団子状になって1本100円で売っていました。

 馬籠宿から馬籠峠に上りました。先ほどの宿場内の急勾配に比べれば、全く問題なく自転車で走りながら上れる勾配でした。峠上は岐阜県中津川市と長野県南木曽町に県境になっていました。

 馬籠峠から妻籠宿に向かうべく下りました。その途中に男滝女滝があったので見学しました。両方同時の撮影は出来ませんでしたので、別々に紹介します。

 まずは男滝。落差10mです。

 続いて女滝。落差12m。

 数km走り、妻籠宿に到着しました。昔からの街並みが色濃く残されている宿場でした。

 妻籠宿の観光で時間を費やし、先を急ぐことになりました。その前にJR南木曽駅付近のスーパーで買い出しを行い、駅前の食堂で遅い昼食(親子丼600円)にしました。食堂の主人が気さくな方でした。R19を南木曽から須原まで北上し、伊奈川ダムを目指しますが、あと18kmの看板が・・・。まだまだ距離はあり、ダムということで上り坂が想定されました。遅くに到着することを覚悟して進み、19時頃ようやく到着することができました。

 


恵那山登山しました

2023-02-05 17:07:23 | 日記

2008.10.30

阿智・恵那山登山口駐車場→大河原登山口(自転車)

大河原登山口→恵那山→大河原登山口(登山)

大河原登山口→(林道)→神坂峠→阿智・萬岳荘(自転車)

 

 今日は朝から晴れていました。まず登山口駐車場から登山口まで2kmほど自転車で走り、そこに自転車を置き、登山を開始しました。

 しばらくひたすら登りが続き、400mほど標高を上げました。周囲の景色はあまり見えない平坦な所が続いた後、また登りに入りました。標高を上げると少しずつ南アルプスが見えてきました。

 さらに登りました。天気がよい中の登山は気持ちいいです。

 標高を上げると中央アルプス、南アルプスがよく見えるようになりました。

 中央アルプスをズーム。上部は雪に覆われ白くなっていました。

 伊那谷を挟み、その奥に南アルプスが連なっていました。

 登山口から2時間40分ほどで恵那山山頂に登頂しました。山頂付近はうっすら雪が残っており、霜柱が見られました。山頂からは風景は見られず、神坂峠方向に300mほど行くと風景が広がっていました。そこには恵那山山頂小屋、トイレがあり、ともにきれいでした。

 しばらく山頂にいましたが、時間が経過していくので下山開始し、2時間ほどで登山口に到着しました。

 

 登山口においてある自転車に登山用荷物を積み込みした後、自転車で神坂峠へ出発しました。ここから標高差350mほど上れば峠に到着します。道路は工事などで通行止めになっていないか、峠付近・ヘブンス園原側にもゲートが設置され通れなくなっていないか、など不安になりながら上りました。所々で荒れた路面、いつまでも続く上り、それに沿って続くガードレール。このルートは過去2回走ったことがありますが、走っていてスリリングなおかつ楽しい峠道で、今回の旅でも絶対に走りたいと思っていました。

 道路状況としては砂防工事は行われていましたが通行止めにはなっていませんでした。また、峠付近にゲートが設置されていましたが、ゲート両端に歩行者が通れる程度のスペースがあり、旅車も問題なく通れました。

 さて、峠への上り途中で萬岳荘のおかみさんが自動車で下りてきてすれ違いました。その時に萬岳荘・避難室は500円で宿泊できることを教えて頂き、今夜の宿泊はそこで決定になりそうです。

 ゲートから神坂峠まであと少し。飯田市街が眼下に見えました。そしてようやく15:30に神坂峠到着しました。峠からは中津川方面につづら下りが見えました。

 神坂峠から富士見台方向に10分ほど走ると萬岳荘に到着しました。ちょうど管理人さんが帰り支度をしており、そこで500円を支払い、避難室に宿泊させて頂きました。水、トイレともに使用可能でした。今夜は自分だけの宿泊で貸し切りとなりました。薪ストーブが設置されており、薪一束300円で使用できるそうです。また、冬期に利用する人が多いらしく、利用ノートに先日お世話になった方の記録が記されていました。