穏やかな季節の秋の夜長、先週は録画撮りした番組を観ていました。「Japanese Americans」はまだ全部観終わっていませんので、またの機会に「萌え感想」をお伝えします。
それで、フィギュアスケートは、Go, go Mikitty!!と応援した甲斐あって、安藤選手は見事、初戦を優勝で飾りました。スケーティングに安定感が増し、余裕を感じさせる落ち着きと、ジャンプやステップ以外の繊細で情感溢れる表現も魅力的で、ミキティらしい演技が観られて嬉しかったです。四回転に拘ることを終えて、今、出来ることのベストを力まず表現しているミキティは素晴らしいです。フリー・プログラムでは、後半にジャンプを固め跳びする構成になっていますが、そこも巧みに微調整しながら挑戦しているところがベテランの技量と言いますか、こういうゆとりこそが成長の証だと思います。ロシア杯もこの調子で楽しんで演技して欲しいです。鈴木明子選手は、欲が出たことが良くなかったと反省していますが、堂々の銀メダルなのですから立派です。そして、男子フィギュアの小塚選手は、小気味良い程スケーティングが巧くて、爽快です。圧巻の勝利でした。これからの益々の活躍を楽しみにしています。
尖閣諸島問題、反日デモ等で日中関係の悪化が懸念される中、スポーツの世界では、安藤美姫選手の優勝を喜ぶ中国のファンの人達が、安藤さんにサインや握手を求めていたというニュースを聞いて嬉しく思いました。また、安藤さんは他国の選手や関係者からも優勝を祝福され、ハグされていたのをテレビで見て、心温まりました。
ミキティ優勝で、はしゃぐ大阪のおばちゃん達(正統派ミキティファンはここより先はお読みにならないよう推奨します。)
「いやいや~、私はミキティの「ため」の瞬間が好きやねんけど、今回のショート・プログラムは、「ここでためまんねん」が二回もあってめちゃめちゃ嬉しいわぁ~。「ため」の時の艶めかしい表情がもう辛抱たまらんちゅうねん。あそこ、どんだけ加点つくん」
「そら、あそこはポイント高いで~。せやし、あの表情は、アデランス・ゾーンのど真ん中、おっちゃんのハート射止めるでぇ、正味の話」
「ここだけの話、うちのお父ちゃんも鼻血出しとったわほんで、フリーの演技やけど、タイムサービス中にばっちり儲けんのは、うちらと一緒やんか、なぁ。ミキティはやっぱ偉いわ。うちらは夕方5時以降の三割引きシール待ちやけど、ミキティは、1分45秒の時点で、まだ2分になってないってちゃんと冷静に時計見てんねんもん、たいしたもんや。大物やでタイムサービスは上手に利用すんのが賢い女性の基本やわな」
ミキティの声「あの、すみません。これって私への応援なんですか。私のパフォーマンスと全然関係ない話だと思うんですけど」
「ひゃあ、美姫ちゃん~テレビで観るよりずっと綺麗やん。せや、せや、おばちゃんから助言やねんけど、インタビュアーに「また四回転跳びますか」って聞かれても、上手に流して受け答えし~な。さしずめ「跳べたら跳ぶわ」って答えときぃ。」
「いや~、それええわ。ほんで、「あそこはどうして連続ジャンプを跳ばなかったんですか」って聞かれた時には、「跳べたら跳んでたがな」でええやん。」
ミキティ「すみません。忙しいので失礼します」