録画していた「99年の愛 Japanese Americans」をようやく観終えました。橋田壽賀子さんが「遺言」のつもりで描いたというこの作品には、橋田さんの熱いメッセージがこもっていて、何度も涙しながら観ました。ワンシーン、ワンショット、映画のように丁寧に創られていて、美しい音楽、壮大な映像、そして草剛さんを始め、共演者の方々の渾身の演技に胸が熱くなりました。
かつての強制収容所があった場所に佇むと、当時の人達の想いがそこに宿っているように感じて、自然と涙が溢れ出て来たのかもしれません。それほど、平松家の人達を演じた俳優陣の演技は自然で深みがありました。強制収容所にあっても、悲観的になったり、投げやりな生き方をせず、常に前向きに、自分達の暮らす場所を創意工夫して、美しい日本庭園を作ったり、学校を作ったりしていた日系人の方達が本当に誇らしい。激動の時代、登場人物の生き様と共に、各人の散り際がしっかりと描かれているこの作品は、観終わってからも心に余韻が残り、「日本人とは何か」「戦争とは何か」「生きるとは...」という本質的なテーマにしみじみと思いを巡らすことが出来ました。
85歳という年齢で、これだけの大作を描き上げた橋田壽賀子さんも、その世界観をしっかり演じ切った役者の皆さんも本当に素晴らしいです。442連隊のこともこの作品を通じて初めて知りました。どんな悲劇にも打ち勝って生き抜いた日本人の姿に心から感動しました。日本人自身がめったに口にすることがないからこそ、「日本人としての誇り」という言葉がいっそう深く胸に沁みました。
かつての強制収容所があった場所に佇むと、当時の人達の想いがそこに宿っているように感じて、自然と涙が溢れ出て来たのかもしれません。それほど、平松家の人達を演じた俳優陣の演技は自然で深みがありました。強制収容所にあっても、悲観的になったり、投げやりな生き方をせず、常に前向きに、自分達の暮らす場所を創意工夫して、美しい日本庭園を作ったり、学校を作ったりしていた日系人の方達が本当に誇らしい。激動の時代、登場人物の生き様と共に、各人の散り際がしっかりと描かれているこの作品は、観終わってからも心に余韻が残り、「日本人とは何か」「戦争とは何か」「生きるとは...」という本質的なテーマにしみじみと思いを巡らすことが出来ました。
85歳という年齢で、これだけの大作を描き上げた橋田壽賀子さんも、その世界観をしっかり演じ切った役者の皆さんも本当に素晴らしいです。442連隊のこともこの作品を通じて初めて知りました。どんな悲劇にも打ち勝って生き抜いた日本人の姿に心から感動しました。日本人自身がめったに口にすることがないからこそ、「日本人としての誇り」という言葉がいっそう深く胸に沁みました。