charomoの楽書き帳

自由気ままに書いて行きたいと思います。

モダーン&クラシカル上海 5

2010-04-03 | 中国
中国にはたくさんの茶館が有ります。

日本人に馴染みの深い中国のお茶と言えば烏龍茶ですよね。

でも烏龍茶と同じくらい有名な中国の緑茶に『龍井茶(ロンジン茶)』が有ります。

実はここ杭州は『龍井茶(ロンジン茶)』の産地なのです。

と言う事で西湖沿いにあるもっとも有名な茶館『湖畔居茶楼』へ行ってみました。


もう少し暖かい時期に来るとこの水面は蓮で覆い尽くされます。生憎蓮は枯れていました




『湖畔居茶楼』の入り口です。




メニューには約100種類ものお茶が載っています。

お茶の知識が無い上に優柔不断な私には選ぶのにとても時間がかかりました

結局は、特選の『龍井茶』と『花茶』を戴くことに。

値段は180元と少々高めでしたが、せっかく杭州に来たのだからと奮発してしまいました。




テーブル席からは美しい西湖が見渡せます。




しばらくすると茶芸技師がワゴンを押してやってきました。




目の前でお手前を拝見




グラスに注がれたお湯を入れたり捨てたりと、やはり日本の茶道とは違った物でした。




そしてそれぞれのグラスに茶葉を入れて、




高い位置から一気にお湯を注ぎます。




暫くすると、グラスの中で綺麗なお花が咲きました。




こちらは龍井茶です。

最初のうちはグラスの中で茶葉がジャンピングしてました。

茶葉が底に沈んだ頃が飲み頃です。




このお茶、飲み干しても足し湯すれば何杯でも飲む事ができます。

日本だと出がらしになりそうですが、中国の人達はこうやって同じ茶葉で何杯も飲むのです。

不思議と味が薄くなる事はありませんでした。




そして、このお店のもうひとつの醍醐味がこのお茶請け達~

お茶を注文するとこのようなお茶請けが洩れなくついて来るのです。

このお茶請け、無くなりかけると直ぐに補充してくれます。

手前にあるピスタチオの横のナッツは最高に美味しかったです。

味で言うなら、ポップコーンのキャラメル味のようでした。

何て言うナッツなのかな?

後、奥にあるドライトマトも甘酸っぱくってフルーツのようでした。

もちろんスイカも甘~い




静かな湖畔を眺めながらお茶を飲んでいると、の~んびり、ま~たりと時間が過ぎて行きます。

しばらくすると、また何やら持って来ました。

これは葛湯です。




そして麺類にお菓子、とまるでコースの様に運ばれて来ます。




美味しそうなチマキ~




そろそろ出ようかと思った時、なんとまたまた小龍包が運ばれてきました。

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結局、2時間もお店に居ました。

ボリューム満点のお茶請けにお腹も満たされ、ひたすら満足満足

店を出る頃にはすっかり日も暮れていました。





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4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (shell blanc)
2010-04-03 17:31:55
ロンジン茶・好きですよ

日本人にはなじみやすいお茶でしょ?

お茶請けの種類も多くて

湖を眺めながらいただけるなんてステキですね
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shell様 (charomo )
2010-04-03 21:55:26
shellさんロンジン茶知ってたんですね。
私、中国に行くまでは実はロンジン茶の事知らなかったんです
おいしいくて飲みやすいですよね。

余った茶葉は缶に入れて持って帰れるんですよ。
なので家でもしばらくロンジン茶飲んでました。

お茶請けはびっくりしましたよ。
最初出て来たとき、あれ?こんなの頼んでないのにって思ってたんです。
日本だったらせいぜい和菓子が一つ付いて来るぐらいだからそんな感覚でいたので本当にびっくりしました。
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どうやったら (なす)
2010-04-09 10:08:18
こんなきれいな写真が撮れるんだろうと
まじまじ眺めてしまいました。
急須からそそがれるお茶といい
お料理といい すばらしい~!!
クレアトラベラー(雑誌です)だけではなく
ジャルの機内誌も杭州の特集でした!
おかげで杭州行きたい病。
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茄子姫殿 (charomo)
2010-04-17 01:49:49
きれいに撮れるのはもともとがきれいだからです。
ここのお茶美味しかったよ~
でもお茶請けはもっと美味しかった^^
最近、上海万博も近づいて来てるから杭州の特集やっているのかしらね。
いいところです。
行きたい病が出ているうちに是非行って来て下さい。
とにかく近いから^^
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