箱根旅行の巻 1

時期外れになってしまいましたが、やっと箱根の旅行記に取り掛かる事ができました。



箱根へは小田急新宿駅から出ているam9:00発のスーパー箱根9号ロマンスカーVSEに乗って行きました。

どうです、カッコイイでしょう。

前と後は展望席になっていて、3号車にはコンパートメントがあります。

もちろん私達は普通のシートに座りました。

展望席は人気があるためかなり前に予約しておかないと座れません。






朝ご飯は駅で買いこんだパンと助六寿司。

お茶とコーヒーはロマンスカーのメニューで注文。

いろいろなグッズも車内販売していました。


車窓は都会からどんどん田舎風景へと変わって行き、こころなしかウキウキ気分になってきました。

やっぱり車より電車の方が旅をしているって感じがしますね。





約1時間半で箱根湯本に到着しました。




箱根湯本駅を出たところにキャリーサービスがあり、ここで荷物を預けると目的地の宿まで運んでくれるのです。

通常サイズだと１つ700円程です

手ぶらで遊べる事を考えるとお手頃だと思いませんか。


荷物を預けた後、箱根登山鉄道に乗り込みました。

この登山鉄道はかなりの急勾配のためスイッチバックで登って行きます。

終点の強羅までは3回のスイッチバックがありその都度、車掌さんと運転手さんは降りて走って交替しています。

あっち行ったりこっち来たりと、なんだかとても忙しそうでした。




登山鉄道の駅ならではの張り紙。

ウリ坊が運動会をするそうです。見てみたいですね



半径30mの急カーブ。




私達は終点強羅までは行かず、その２つ手前の駅、小涌谷駅で降りました。



ここからは登山バスに乗り換え。

実は箱根フリーパスを使っているため小田急系列の乗り物は全てフリー、なので箱根登山バスも西武系でなければ乗り降り自由なのです。

小涌谷の停留所から芦ノ湖沿いの箱根ホテル前停留所で降りました。

ここのホテルとてもステキです。と言ってもここは宿泊先のホテルではありません。







有名な箱根駅伝の道沿いを歩いて行くと、箱根関所跡を発見しました。




この奥に箱根関所資料館があります。

高台から見た復元された箱根関所。




資料館では、関所での取り締まりの厳しさがうかがえました。

特に入鉄砲に出女は厳しいようです。

これは人見女と言って、出女と呼ばれる人質である大名の妻が外に出て行かないように検査する女役人です。

関所では結った髪の毛もほどかれて調べられる程、女性には特に取り調べがきついのです。




関所資料館を後にして、芦ノ湖の箱根海賊船に乗り込みました。



この遊覧船、中に海賊がいるんですよ




この日、湖は大しけで船は目的地の桃源台に碇泊するのを失敗し、3度目で漸く上陸できました。




無事に降りれてホッとした瞬間です。




さあ、宿へ向かいましょう～