charomoの楽書き帳

自由気ままに書いて行きたいと思います。

フィンランド 北欧の旅 サーリセルカ編6 オーロラハンティング

2011-03-06 | フィンランド
犬ぞりから戻って来た後、ツアー事務局のおじさんに『オーロラ焼き』をいただきました。

『オーロラ焼き』ってなんだ?と思ってたら、なんと「たこ焼き」の事 なぜオーロラ焼きなのかは不明…

おお~ フィンランドで「たこ焼き」を食べる事が出来るなんて…

さっそく部屋に持ち帰り、オーロラハンティングまでの間、『たこ焼き』とビールで寛ぐ事にしました。

と、アルコールが入ったせいか疲れたせいか、いつの間にか眠ってしまい、気がつけばpm8:35。

集合時間が8:40だったので大慌てで用意をし始めました。

案の定、事務局から電話がかかってきて、『大丈夫ですか~』の問いかけに『今出る所です~』って蕎麦屋の出前のごとく返事をしてしまいました

多分点呼を取っていたんでしょうね。

集合場所に行くとたくさんのツアー客の人達が集まっていました。

見事に老いも若きも日本人ばかり~

聞くところに寄ると、オーロラなんて興味が有るのは日本人くらいだとか…

欧米人はどちらかと言うとウィンタースポーツ目当てなんですって。


と言う事でバスに乗り込み約3時間のハンティングしゅっぱ~つ

ガイド役はツアー事務局のおじさん、『みきお』さんと言う名前らしく、ここフィンランドでは『ミッキー』と呼ばれているらしい。

バスの運転手はシャイなフィンランド人。名前は忘れたので、取りあえずフィンと命名しておきます

フィンは携帯片手に雪道を猛スピードでとばします。

この携帯からかかって来るお友達の情報を元にオーロラ出現場所を探しているのです。

日本で携帯片手にバスを運転なんて御法度ですが、ここフィンランドはご存知の通り携帯大国

ノキアのおひざ元ゆえそんな法律を作らせないのだとか…

一方、ガイドのミッキーは自己紹介から始まり、終始しゃべりっぱなし~ また話が面白いからバスに乗っている間は退屈せずにすみました。

もともと若い時はJTBで働いていたらしいのですが、フィンランド航空に引き抜かれ定年までいたそうです。

なのでフィンランドの事は詳しい詳しい~

ご存知の通り、フィンランドってその昔、隣国ロシアに散々ひどい目にあって来た国。

日露戦争で大国ロシアに小国日本が勝った事で勇気づけられ、その事で比較的日本には好意的な印象を持っているのだとか

今でもミッキーのフィンランドの友達は日本人を紹介してくれと頼んで来るらしいです。

彼氏、彼女をお探しの方フィンランド人お薦めです~ (なんせ色白で、背が高く、手足も長い長い~ 美男美女が多いのも特徴~ ただ、フィンランド語はマスターしておかないと…


ミッキーさんの話が盛り上がったところでフィンの電話が鳴りました。

オーロラ観測所からです。


ここで美しいオーロラを見る為の条件として。

まず、雲が無い事、
   街灯りの全く無い暗闇の場所 
   北方向
   お月様は新月が最高(月明かりも邪魔になります)
   磁気レベルが高い事(0から9までで、数字が高い程明るく活発に動くそうです)
   そして運

観測所からの電話は、磁気レベルが8になったと言う事。

これはもう、オーロラ様から見てくださいと言わんばかりの数値なのです。通常は1とか2のレベルで3でも高いくらいだそうです。

バスのみんなも落ち着かない様子、もちろんミッキーも…

バスは更に北に北に進みロシアの国境近い『イナリ湖』まできました。

バスを降りて暗闇の中、カメラ構えて待つ事20分、いっこうにオーロラの姿が見えません

実は条件の中の一つがクリアできていなかったのです。

それは雲

ところどころに星は見えるのですがやはり雲が邪魔をしているようです。

ああ~ この雲の上ではオーロラーが乱舞してるんだなあと思うと残念で残念で仕方ありません

とうとう、帰る時間になり、後ろ髪を引かれつつもバスは南へ南へとサーリセルカの町へ戻って行きました

悔しい思いをしながらも夕飯食べて無い事に気づき(この時点でam0:30)近くのハンバーガーショップでハンバーガーをほおばり眠りにつきました。




オーロラ見る事ができなかったので絵葉書もらいました。

本当はこんな風に見れるんだろうなあ












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