こんにちは
GW期間の非日常体験を
駅弁で満たされてしまいました。
なんと安上がりなことでしょう!!
その昔、明石に住んでいたことがあります。
家のリビングの窓には
明石海峡大橋が斜め45度の角度で収まり、
毎日、絶景のパノラマを眺めながら
暮らしておりました。
風向き加減で、汽笛の音なんかしてきて、
ほんとにのどかでいいところでしたよ。
「魚の棚」という商店街には、
魚屋さん、たこ焼き屋さんがあります。
明石では、明石焼というたこ焼を出汁に
つけたもののことを「玉子焼き」
といっています。
スーパーでもゆでたこはほとんどみません。
「生だこ」の状態でパック売りされてています。
パックのなかでは、たこがニョロニョロと足を
動かしていたり、墨をだしているたこもいます。
品定めしていても、おもしろいですよ
墨をだしているたこは絶対に買いませんでしたが…。
生だこをパック売りする理由は、
たこ飯が明石の家庭料理だからです。
たこ飯をつくるときに、たこをゆでて、
そのゆで汁も一緒に混ぜて炊くので、
たこは生のまま売っているのです。
蛸壺を模した弁当箱?です。
ふたはありませんが、別売でうっていると、
一緒に品定めしていたご夫婦が教えてくれました。
梅干しでもいれようかな~。
大きなたこです。
明石のたこの足は、潮の流れが速いなかで
育ってきた脚力のついた足なんです。
口にすると、ソフトな食感に弾力感。
美味しいです。まさに美味です!
穴子のしぐれ煮や小松菜のおひたしなど…
気がつけば、
無言で壺のなかのものを食べています。
壺の底が見えてくるかな~と思ったとき、
んっ!
いよいよ、たこ天の登場です。
一口でパクッと食べちゃって、
あっという間に完食です。
ごちそうさまでした。
蓋紙の裏面にメッセージがありました。
住所をみると淡路屋さん、
昔住んでたところの近所です。
懐かしいです。