おでかけ

写真整理を兼ねて

2011年6月19日(日) 広隆寺

2011-11-08 12:00:43 | in Kyoto

この日の最後は真言宗広隆寺です

映画村で有名な太秦にあるので

ちょっと遠いけれど歩けなくもない距離ですが車で移動

お寺の駐車場は比較的広いです

京都最古のお寺で、聖徳太子信仰のお寺でもあります

これは、上宮王院太子殿(本堂)

ご本尊はかの聖徳太子で

毎年11月22日の聖徳太子御火焚祭には特別に開扉されるそうです

 この左手にある拝観受付を通ると新霊宝殿があります

すべてカメラ禁止なので写真はありませんがその中は壮観です

私の目的は 国宝 弥勒菩薩半跏思惟像 でした

教科書等でよく見る考える人(どんな例え?汗)のような

ほっそりとした女性的な仏様です

広い建物の中央に祀られ3体の弥勒菩薩が並んでいます

振り返ると大きな千手観音像・十一面千手観音立像・不空羂索観音菩薩立像

木造の木が欠けていたりしてリアル

たくさんの手にそれぞれ何を持っているかの図入り説明もあり見入ります

それ以外にも四天王・十二神将立像などなどなど・・・

国宝20点・重要文化財48点 360度仏像です

中央には美術館にあるようなスツールがあり

座って周りを見渡すと異次元に迷い込んだかのようです

仏像が動き出すような・・・GANTZ(知らない人ごめんなさい)の

仏殿の場面を思い出して仏像が動き出すかと思うくらいでした 

 

京都のお寺はお庭がきれいですが

ここはちょっと趣の違う、迫力のあるお寺でした

仏像好きな方には何時間もいられるようなところではないでしょうか


2011年6月19日(日) 東林院(妙心寺)

2011-11-05 12:00:12 | in Kyoto

法金剛院から歩いて15分ほど

また妙心寺に入り東林院へ向かいます

紫陽花の咲く道を通り門前へ

東林院は山名豊国の菩提寺で

毎年沙羅双樹のこの時期6月と1月10月に特別拝観があります

何といっても有名なのは沙羅双樹と精進料理(宿坊もあります)

現住職である西川 玄房さんは精進料理がお得意だそうで

毎週料理教室を開き

先日私の地元中日新聞にも料理教室の記事が写真付きで掲載されていました。

この日、精進料理との選択もできましたが

私たちはお抹茶選択で中へ

沙羅双樹のお庭です

沙羅双樹は「平家物語」にもうたわれていますが

朝咲いて一日でそのまま落ちてしまいます

   朝に咲き夕には散りゆく ”一日花” の姿が

   人の世の常ならぬことをよく象徴しています (東林院パンフより)

限られた時の中でいかに生きるかを人に考えさせるその姿なのでしょうか

 

下の木は大きな台風があった時に折れてしまったのだそうです

倒れた木を加工してお数珠を作られたとか

ここでも短いですがお坊さんがお庭の説明をしてくださいました

本当に情緒たっぷりに花を散らしてあって

毎朝お坊さんが庭を掃くようにセッティングしているのかな?

などと邪推したくなる・・・ (^_^;)  くらいきれいです

そしてこれがお抹茶初公開(前回大法院で失敗しているので)

お菓子も沙羅双樹です

こんなものも飾ってありました

落雁と砂糖菓子?みたいなもので作ってありました

ここも宿泊ができるので泊まると色々な体験ができるかも


2011年6月19日(日) 法金剛院

2011-11-03 11:11:10 | in Kyoto

朝一番で妙心寺近くから歩いて律宗五位山法金剛院へ。

ここは平安初期貴族の山荘だったところを

寺に改めたのが前身だそうです。

別名『花の寺』とも言われ

京都十三仏第十番霊場・関西花の寺第十三番霊場となっています

門前にお花のお知らせがされています (^^)

入るとすぐに菖蒲が涼しげな姿でお出迎えしてくれました

少し進むと池に出ます

周りを花が取り囲んで水面が見えないくらい

昨夜雨が降ったようでどの葉もしっとりと濡れて

派手な色も無く静か(大通りに面しているのに)で落ち着いた感じ

早朝に咲く蓮が美しいということですが

ちょっと早かった (^_^;)

またまたこれもリベンジメモの仲間入り

これがきれいに咲くんでしょうねぇ・・・

準備万端!あとは開くのを待つばかりという感じでした

ちなみに蓮の時期はいつもより早くお寺も開門されるそうです

そして、紫陽花

紫陽花もいろいろな種類がありますね

初夏を感じさせる百合も

これは何?

わからないけどレースみたいでとってもきれいだったのでパチリ

これもかすかな記憶を辿って

帰ってから調べたら トケイソウ だそうです

ちょっと日本のお寺には違和感があるけど

いたずらっ子のように隠れてアピールしてました 私を撮って~♪

お花ばかり撮って忘れていました (^_^;)

これが建物

お寺全体はこうなっています

かつてはかなり広い敷地だったそうですが

今はJR山陰線や道路が通っていてこじんまりとした印象です

門の近くにはこの時期ならではの沙羅双樹

こちらは今回のメイン目的

沙羅双樹の寺 東林院 へこのあと歩いて向かいます


2011年6月18日(土) 六波羅蜜寺

2011-10-29 10:00:43 | in Kyoto

建仁寺の南側の門を出て、左を見たら

八坂の塔が見えました。

六波羅蜜寺へは歩いて10分以内

車を門前のコインパーキングに置いていたので(京都へ車は邪道~苦笑)

そのままにしてお散歩。時間はもう夕方4時

よく見かけるNTTの建物を通り、小学校があって・・・あった!

近代的なきれいな建物だったのでちょっとおどろき

前の道は狭くこの写真は反対の歩道から撮影です

ここには国宝である十一面観音像立像があります。

実はこれが見たかったのです。 空也像

資料によく登場し

口から吐いている姿が印象的で気になっていました。

本物を見ることができて満足 (#^ ^#)

口から出ているのは阿弥陀さまです

念仏を唱えていたら口から六体の阿弥陀さまが出てきた

という伝承そのままに作られた彫刻だそうです。

この日は修学旅行生がたくさんいました。

もう夕方ではありましたがもう少し足を伸ばそうということで

建仁寺の塔頭でもある 六道珍皇寺 に行ってきました

が・・・もう時間的におしまい (>_<)

立て看板によると・・・

この辺りは死者を野辺送りした場所で六道の辻と呼ばれ

この世とあの世との境と言われてきたそうです

裏には井戸があって

冥土への入り口と伝えられていたそうで

閻魔大王も祀られていました。

お庭等がないのでちょっと見方が淡泊です (^_^;)

お寺はどこも4-5時に閉まってしまうので計画的に(反省)

明日は今回の目的のお寺です


2011年6月18日(土) 両足院(建仁寺)

2011-10-27 10:39:49 | in Kyoto

建仁寺を出て、敷地内を歩いていると

とある立て看板が・・・

そう、特別拝観のお知らせです。

特別拝観と言われると予定になくとも

つい、吸い寄せられてしまう (^_^;)

臨済宗大本山建仁寺塔頭 両足院 です

普段公開はしていませんが

初夏になると庭の半夏生が咲くことから「半夏生の寺」の別名も。

白砂がこの時期とても涼しげです

石畳の脇にある苔?がまた何ともきれいなんです

ひとつひとつがクリアで生き生きとしている

建物に入ると書院の前に

池を囲んだ回遊式のお庭が見えてきます

池の周りには半夏生が涼しげな姿を見せていました

半夏生は虫を呼ぶためにこの時期白く色を変えると言われています

夏の盛りになると葉の色は緑一色になるということで

この時期ならではの色合いです

建物に上がった私たちは下には下りられませんでした。

どんな人が歩いてるの?と思ったら

お抹茶です♪

お抹茶をいただいた方は外に続いているようで

間近で眺められるみたい。 しまったなぁ

遠いとなかなか半夏生の色の変わり目がわかりにくい (-"-)

帰ってから加工してみましたが・・・

やっぱり近くで撮るのがきれいですね (^_^;)

奥の建物でみなさんお抹茶をいただいていらっしゃいました

臨池亭という茶室です

門をくぐってから

緑と白がとても印象的でした

蒸し暑い日本でもこの風景を眺めていたら

そよ風に吹かれているかのような錯覚に陥る

自然をうまく取り入れる感性のある生活。いいなぁ