タヌゥーの温泉日記☆跡地☆

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伊豆長岡温泉 KKR伊豆長岡 千歳荘

2015-11-08 00:00:00 | 温泉記事
静岡県伊豆の国市にある伊豆長岡温泉の「KKR伊豆長岡 千歳荘」に宿泊しました。
伊豆長岡温泉は、長岡温泉と古奈温泉が合併してできました。
古奈温泉の開湯は約1300年前とされ、吾妻鏡にも登場し、源頼朝も入浴したとされている歴史ある温泉です。



千歳荘では、温泉を加温、加水せずにかけ流しています。
湯船は、大浴場、浴場、2つの露天風呂(みなもとの湯、ほうじょうの湯)、貸切風呂があり、大浴場が千歳荘のメインのお風呂になります。



大浴場というには少し小さい気もしますが、混み合っていなければ十分な大きさです。



伊豆長岡温泉では、伊豆長岡温泉事業協同組合が温泉を集中管理しています。
第一貯湯槽(59.9℃)と第二貯湯槽(62.3℃)から千歳荘に配湯されている温泉の泉質は、pH=9.0のアルカリ性単純温泉です。
無色透明で、舐めてみても味も匂いもしません。
集中管理なので、貯湯槽などで消毒されているかもしれませんが、塩素臭も全く感じませんでした。



大浴場から、直接露天風呂(みなもとの湯)へ出られます。



大浴場はかなり熱めで、長く浸かるような温度ではありませんでしたが、みなもとの湯は、少し温度が低くなっており、幾分入りやすいです。



大浴場とみなもとの湯同様に、浴場とほうじょうの湯もつながっています。
この2セットが、それぞれ男湯と女湯になっており、時間によって男女が入れ替わります。
なお、浴場は、大浴場と比べてかなり小さいため、大浴場の時間帯が短い宿泊になると少し残念な気持ちになります。



ほうじょうの湯は、みなもとの湯とほぼ同じ大きさの湯船です。



熱めでさっぱりとした浴感で、肌がツルんとします。
温泉の質は文句ありません。



食事も量、質ともに不満はなく、コストパフォーマンスは高いと思います。





ちょっとした気分転換の旅に適したの温泉施設です。

※ 貸切風呂は入るのを忘れました。


静岡県伊豆の国市古奈82
営業 要確認(日帰り不可?)
料金 要確認(日帰り不可?)


川古温泉 浜屋旅館

2015-09-13 23:55:28 | 温泉記事
群馬県みなかみ町にある川古温泉浜屋旅館(かわふるおんせんはまやりょかん)へ行ってきました。
浜屋旅館は、湯治宿でもあります。



浜屋旅館には、混浴露天、混浴内湯、男女別内湯のお風呂があります。
混浴内湯と男女別内湯に脱衣所がありますが、お風呂は全て繋がっているので、どちらで脱いでも問題ありません。



混浴露天は、浜屋旅館のメイン浴槽で、非常に広いです。
かなりぬるめに設定されているため、相当長い間浸かっていることができます。



泉質は、源泉温度39.9℃、pH=7.9のカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉です。
少ししっとりとした、少し重めの浴感です。



なお、混浴露天の手前には、飲泉場もあります。
飲むと、特徴的な味はしませんが、硫黄臭がします。



混浴内湯は、小さめの湯船です。
加温、加水、消毒なしの源泉かけ流しです。
湯が透明なこともあり、男性がいる場合には、女性は相当の勇気がいるでしょう。
事実上の男湯です。



男性内湯は、混浴内湯と同じぐらいの大きさの湯船です。



他の湯船より温度が高めで、おそらく加温してあると思います。



お湯は良いのですが、入浴料が高めです。
おそらく、湯治客や宿泊客重視のためでしょう。




群馬県利根郡みなかみ町相俣2577
営業 10:00~16:00
料金 大人1000円


鳴子温泉郷 鳴子温泉 ゆさや旅館

2015-08-30 00:00:00 | 温泉記事
鳴子温泉郷(なるこおんせんきょう)は、宮城県大崎市にある、鳴子温泉、東鳴子温泉、川渡温泉、中山平温泉、鬼首温泉の5つの温泉の総称で、日本百名湯にも選ばれています。
今回は、鳴子温泉の中で創業380年の伝統を誇る元祖うなぎ湯の宿「ゆさや旅館」に宿泊しました。
なお、うなぎ湯は、ゆさや旅館の登録商標となっています。



木造2階建てのゆさや旅館は、国の「登録有形文化財」として登録されています。
ゆさや旅館には、男女別内湯と貸切露天風呂があります。



内湯は、大きい浴室と小さな浴室があり、大きい浴室が男性用の時は小さな浴室が女性用となります。
大きい浴室には、湯船が2つあります。



大きい湯船は熱めに設定されており、長湯は難しいかもしれません。



一方、五角形の湯船はぬるめに設定してあり長湯向きです。



内湯は、新うなぎ湯3号、山道新1号泉、山道新2号泉、山道新3号泉、山道新4号泉の混合泉で、泉質は、源泉温度90.2℃、pH=8.2の含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉です。
浴槽入れ換え時のみ加水して温度調節していますが、その後の加水はなく、加温、消毒なしの源泉かけ流しとなっています。
緑色した温泉は、かすかに硫黄臭がし、舐めると少し苦みがあります。



「元祖うなぎ湯」と銘打つだけあって、しばらく入っていると、肌がヌルヌルしてきます。
お湯自体は、それほどヌルヌルしているわけではありません。



なお、この温泉は日によって色が変わるようです。
初日には、大きい湯船も五角形湯船も透明だった温泉が、翌日には大きい湯船だけ白濁していました。





なお、小さい浴室は、こじんまりとしています。



泉質は、大きい浴室と同様です。



一方、茜の湯と名付けられた貸切露天風呂は、予約して30分間利用できます。
旅館の外にあり、駐車場の裏手を2~3分登っていくと建屋が見えてきます。



貸切風呂にしては、大きめの湯船です。



泉質は、山道新1号泉、山道新2号泉、山道新3号泉、山道新4号泉の混合泉で、源泉温度85.5℃、pH=7.4の含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉です。
無色透明で、ほのかに硫黄臭がしますが、味はしません。
なお、こちらは、一切加水、加温、消毒のない源泉かけ流しとなっています。



新うなぎ湯3号源泉が含まれていないためか、ヌルヌルというよりは、ツルツルとした浴感です。
少し熱めのお湯ですが、木々に囲まれながら、ゆっくりと過ごすことができます。



夕食、朝食ともに部屋食です。
モダンなメニューも含まれており、古臭くなく、味も満足できました。





ゆさや旅館は、特に接客が丁寧で、非常に快適に過ごすことができました。
なお、ゆさや旅館に宿泊すると、隣にある共同浴場「滝の湯」を自由に利用できます。
こちらは、内湯や貸切露天とも異なる泉質であるため、実質、3種類の温泉を楽しむことができるお得な旅館です。


宮城県大崎市鳴子温泉字湯元84
営業 日帰り不可
料金 日帰り不可


鳴子温泉郷 鳴子温泉 滝の湯

2015-08-29 23:57:36 | 温泉記事
鳴子温泉郷(なるこおんせんきょう)は、宮城県大崎市にある、鳴子温泉、東鳴子温泉、川渡温泉、中山平温泉、鬼首温泉の5つの温泉の総称で、日本百名湯にも選ばれています。
今回は、鳴子温泉の共同浴場、滝の湯へ行ってきました。



入浴券を購入して番台さんへ渡すシステムですが、隣のゆさや旅館に宿泊すると無料で入浴できます。



泉質は、源泉温度61.5℃、pH=2.8の酸性・含硫黄-ナトリウム・アルミニウム・カルシウム・鉄(Ⅱ)-硫酸塩泉(硫化水素型)です。



滝の湯には、2つの湯船があります。
メインの湯船はかなり熱めで、長湯は困難です。
ピリリとした浴感で、舐めると弱い酸味と渋み、硫黄臭が感じられます。



熱めのお湯が苦手な人のために、奥に小さな湯船があります。
こちらは、ぬる湯で長湯向きです。



これまでの写真でわかるように、滝の湯の温泉の供給方法はダイナミックです。
体を洗うところも、湯船への給湯と同じ仕組みです。



鳴子温泉に住んでいる方は、基本的には家庭用お風呂を持っておらず、共同浴場を利用するそうです。
したがって、この滝の湯にも、ひっきりなしに地元利用者が訪れます。
お湯は良いのですが、生活の一部となっているお風呂でもあるため、落ち着いてゆっくり浸かるという雰囲気ではありません。
なお、JR東日本の「大人の休日倶楽部」のCMでも使用された温泉で、サユリストは必見の共同浴場です。


宮城県大崎市鳴子温泉湯元
営業 7:30~22:00
料金 大人150円


小原温泉 岩風呂 かつらの湯

2015-08-27 23:55:16 | 温泉記事
宮城県白石市にある小原温泉の共同浴場、岩風呂かつらの湯へ行ってきました。



かつらの湯は、小原温泉旅館かつらやの駐車場の奥にあるため、遊歩道を1~2分歩いていきます。







入口で入浴料を支払い、奥で靴を履き替えます。



かつらの湯は、男女別浴です。



暖簾をくぐると下へ降りる階段があり、正面に脱衣所、左手に湯船が見えます。



湯船は、5~6人は優に入れる大きさです。



湯船の脇(出入口側)には、シャワーも備え付けられています。



しかし、シャンプー等は使用できないので要注意です。
排水が直接川へ流れるためだそうです。



シャワーの逆側(奥側)では、迫りくるように岩が出っ張っています。



かつらの湯は、目の湯という名の源泉が使用されています。
その泉質は、源泉温度53.2℃、pH=7.9の単純温泉です。
なお、湯口に飲泉用の枡が置いてありました。
口に含んでみましたが、かすかな硫黄臭が鼻に抜けるだけで、味そのものは感じませんでした。



湯船の温度はかなり高めで、体感で44℃くらいありました。
お湯は無色透明ですが、茶色い綿のような湯の花が浮いているのが確認できました。
特徴的な浴感はありませんでしたが、熱さによるほどよい刺激が気持ちいいです。



加温なし、熱い時期のみ加水ありの源泉かけ流しで、岩風呂の風情が楽しめる良質な温泉ですが、塩素消毒ありなのが玉に瑕です。




宮城県白石市小原字坂上66
営業 8:00~18:00(臨時休業あり)
料金 大人200円