タヌゥーの温泉日記☆跡地☆

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若槻温泉

2015-08-09 23:56:19 | 温泉記事
長野県長野市にある若槻温泉へ行ってきました。
住宅街を通り抜け、高台を登ったところにある日帰り温泉施設です。
入口にある券売機で入浴券を購入し、受付の方に渡します。



若槻温泉には、内湯と露天があります。
これらは繋がっているため、脱衣所は1か所のみです。






内湯の浴室には温泉で満たされた水槽があり、その水槽の中を金魚が泳いでいます。
金魚は気持いいのか、甚だ疑問ですが、少なくとも生きてはいける環境のようです。



内湯は、源泉かけ流しですが、加温されています。



泉質は、源泉温度37.6℃、pH=7.3のナトリウム-塩化物泉です。
元々は無色透明の湯が、酸化することにより緑がかった土色のような色に変色するようです。



内湯の湯船には穴が開いており、ここから外へ湯が流れて出ています。
この流れた湯は、次に紹介する露天の湯船に利用されています。



露天には、湯船は3つあります。
その内の1つは、内湯の加温された湯が壁に空いた穴を通して流入しているため、他の2つの湯船よりも熱めです。





残り2つは、これまでの湯船と異なり、加温なしの源泉かけ流しです。
露天のメイン湯船は、写真右側の大きい湯船です。



湯口には、金色の鯉が光り輝いていました。
湯を舐めると、弱い塩味があり、少し金臭さと土臭さを感じました。



家庭用サイズの湯船は、日帰り温泉施設によくある「壺湯」をイメージしていると思われます。
お湯を独り占めしたい人はこちらに入ると良いでしょう。



若槻温泉の湯は、少しねっとりとした浴感です。
露天の加温なし湯船は、ぬるめでいつまででも入っていられる心地良さです。
しかし、塩化物泉のため大変体が温まり、風呂上がりは汗がしばらく引きませんでした。



穴場の日帰り温泉施設です。


長野県長野市若槻東条1300−3
営業 11:30~20:00(土日祝は10:30~)
料金 大人500円


小谷温泉 雨飾高原露天風呂

2015-08-09 23:55:42 | 温泉記事
長野県小谷村にある雨飾高原露天風呂(あまかざりこうげんろてんぶろ)へ行ってきました。
雨飾高原露天風呂は村営で、100mほど先にある雨飾荘の指定管理者「株式会社おたり振興公社(株式の100%を村が保有)」が管理しています。



場所は少し分かりづらいですが、道沿いにあるため迷うことはありません。



雨飾高原露天風呂は、男女別浴になっています。



脱衣所には、協力金(入浴料)ボックスがあります。



湯船はブナの木々に囲まれており、野湯のような雰囲気を味わえます。
なお、写真の上側に見えるよしずの裏にが女性湯船があります。



女性湯船は、男性湯船と同様の造りですが、一回り小さいようです。
参考に、先輩奥様に撮影していただいた写真を掲載させていただきます。



雨飾高原露天風呂の温泉は、雨飾荘から引湯されており、加水、加温、循環、消毒なしの源泉かけ流しです。
泉質は、源泉温度51.8℃、pH=7.0のナトリウム-炭酸水素塩泉です。
無味無臭で、舐めても味を感じませんでした。



浴槽内は、大量の湯の花が舞っています。
加水されていないため泉温が高く、長湯は困難です。
熱さに気を取られて、炭酸水素塩泉の特徴であるツルツル感はあまり感じられませんでした。
しかし、炭酸水素塩泉らしい、湯あがりの清涼感は抜群で、気持いい温泉です。



素晴らしい温泉であることに違いはないのですが、困ったことにひとつ難点があります。
それは、アブです。
湯に浸かっていないと噛まれてしまうのですが、一方で、湯が熱くてとても浸かっていられません。
夏は、この過酷な条件に耐えなければならないので注意してください。


長野県北安曇郡小谷村中土
営業 10:00~21:00(冬季休業)
料金 協力金


来馬温泉 風吹荘

2015-08-09 00:00:00 | 温泉記事
初回入湯日:平成22年8月22日
再訪1追記:平成27年8月8日


長野県小谷村の来馬(くるま)地区にある風吹荘(かざふきそう)に泊まりました。
なお、こちらの源泉は、国道沿いの道の駅「おたり」まで引かれており、湯量は豊富です。

再訪1


風吹荘の湯船は、男女別内湯のみです。

再訪1


浴室の床は温泉の成分で赤く染まっています。
加温、加水、消毒なしの源泉かけ流しの温泉が、常にオーバーフローしています。

再訪1


風吹荘の温泉は、北小谷温泉と風吹荘源泉の混合泉で、泉質は、源泉温度46.0℃、pH=6.6のナトリウム-炭酸水素塩泉です。
少し濁りがあり、舐めると弱めの金臭さ、わずかな塩味とさわやかな酸味、若干のシュワシュワ感があります。

再訪1


炭酸泉の要件を満たすほどの遊離炭酸は含有していませんが、それでも船に浸かるとすぐに気泡が肌につきます。
少し熱めのお湯ですが、さっぱりとしたそれがまた癖になるちょうどよい温度です。
調子に乗って長湯すると汗が引かないので注意しましょう。



風吹荘は、温泉もすばらしいですが、食事も非常においしいです。
田舎料理を少し御洒落にアレンジしてありますが、アレンジしすぎていないところが絶妙です。









日帰りではなく、宿泊利用がおススメの宿です。


長野県北安曇郡小谷村北小谷1283-1
営業 11:00~20:00(受付19:00まで)
料金 大人400円 


長嶺温泉

2015-08-08 23:55:50 | 温泉記事
長野県中野市にある長嶺温泉へ行ってきました。
田園の中にある長嶺温泉には、館主が収集したこけしが3,000体展示されている変わった施設です。
宿泊もできるようですが、地元民の集会所的温泉施設です。



屋内のカラオケ大広間では、年中、地元のお年寄りがカラオケをしているようで、訪問日も外まで歌声が聞こえてきました。



長嶺温泉には、男女それぞれに内湯と露天があります。
男性の場合は、内湯と露天が繋がっておらず、着衣しないと移動できません。
さらに、男性露天の利用可能時間は夕方以降であり、今回は昼間に訪問したため利用できませんでした。



内湯の湯船は、かなり広めです。
浴室は、田んぼの排水を薄めたような臭いがしました。



田んぼの中にあるので、湯口がカエルになっているのでしょうか。
泉質は、源泉温度37.4℃、pH=7.9の単純温泉です。
単純温泉とは思えない少し緑がかった濁りのあるお湯で、舐めるとわずかに塩味と鉄臭さがあります。



約41.5℃まで加温されていますが、源泉かけ流しとなっています。
湯口では気泡が舞っており、温泉が新鮮であることが伺えます。



湯あがりは、少しベトつきがあり、体がかゆくなりました。
私の肌に合わなかったのかもしれません。


長野県中野市田麦338
営業 10:00~22:00
料金 大人400円


川浦温泉 山県館

2015-05-31 23:55:05 | 温泉記事
山梨県山梨市三富にある「川浦温泉山県館」へ行ってきました。



武田信玄が開発を命じた温泉だそうで、武田二十四将の一人である山縣昌景の子孫が経営している、正真正銘「信玄の隠し湯」です。
山県館には、大浴場、混浴露天風呂、貸切風呂などがあり、全て源泉かけ流しとなっています。



今回は、混浴露天風呂は「信玄公岩風呂」に入ることにしました。
フロントで入浴料を支払い、信玄公岩風呂へ向かいます。





信玄公岩風呂は、3つの湯船に区切られており、一番奥が最もぬるくなっています。
泉質は、源泉温度43.2℃、ph=約9.5のアルカリ性単純温泉です。



無色透明、無味無臭ですが、白と黒の綿のような湯の花が舞っていました。
アルカリ性のため、少しぬるっとしたやさしい浴感です。



温泉の質は非常に良く、ここの温泉を高く評価する人が多いのも頷けます。
しかし、入浴料は高めです。
コストパフォーマンスはあまりよくありません。


山梨県山梨市三富川浦1140
営業 11:00~15:00(受付14:00)
料金 大人1500円