水辺の木陰を
ゆらゆら
舞う蜻蛉
最期の一日
口が退化し
食べることもなく
ただ
命のバトンを繋ぐという
使命を果たすべく
飛び立つ
僅かな命とも知らず
煌めく風に乗って
与えられた命の今を
ひたすら
生きる
儚くも
晩春の陽に
命輝く
皆さまにやさしい時間が流れますように。
画像の絵は以前描いたものです。
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