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「幻の湖」旅♪③

3日目







この日は観光タクシーで長浜市内を回りました。

姉川古戦場








浅井歴史民族資料館






小谷城戦国歴史資料館






浅井家にまつわる色々。万福丸を見ると悲しくなる。


小谷寺


小谷城址は車で入れる所まで行ってもらったよ!







竹生島が見えます


それから雄琴の次くらいに私が行きたかった場所
高月の渡岸寺!!!




普通に渡岸寺(どうがんじ)と言っていますが
このお寺の正式名称は向源寺(こうげんじ)で
そこの地名が渡岸寺というそうです。

受付のおじさんに遠くから来られたんですか?と聞かれて
北海道から来たというと、すごーくビックリしてました

本堂を抜けて観音堂へ。
十一面観音像は撮影禁止なので拾ってきた画像。






言葉では言い表せないほどの美しさ。
平安時代初期に作られたと言われ国宝に指定されています。

本体の顔も含めて全部で顔が11ある。

ローザが「お市さんにそっくり~」と言っていた後姿は
ふくよかでウエストがきゅっと、くびれていて官能的だ。

後頭部にはお市さんが憎き淀さんや日夏を髣髴とさせた
暴悪大笑面がついてます。この顔だー!!!



当たり前だけど映画と全く同じ!!!
改めて見ると、すごい顔だなぁ。。。

案内のおじさんの説明では、この面は
「お前は正しい人間なのか?本当に人間なのか?」
と、問いかけている表情なんだそうです。うろおぼえだけど。

この観音様の好きな所は、お腹を出している所です。
そこが、すごく大好きです。

観音様の女性的な体つきに私は母のイメージを感じました。

いつまでも見ていたかったし案内のおじさんの長い話も
聞いていたかったけど時間の都合で20分しか居られなかった

案内のおじさんは、ここに勤めて9年になるけど
北海道からのお客は今まで5組くらいしかいないと言っていました。

その人たちは仏像好きか、幻の湖ファンのどちらかでしょう。

渡岸寺のお守りゲットー!!










長浜城


そして琵琶湖畔を走り竹生島に行くフェリー乗り場へ。
ここで観光タクシーとはお別れ。お世話になりました。








船の手続きを待ってる時、外にネコがいた。

運転士さんがなでなでしていたので、運転士さんのなでなでが終わったら
私が、なでなでしてやるぞー!!って待つこと10分くらい。

運転士さんが立ち去ったので外に出てみたら
ネコが運転士さんについていってる。

しかも後ろをついていくんじゃなくて運転士さんの
前を歩きながら後ろを振り向いてるんです。

こりゃ相当懐いてると見た。私の出番はないと思って諦めました

そしたら2時の船が欠航のお知らせが。

この後の時間帯も船が出るとは限らないので
竹生島に渡ることは諦めて急遽、予定変更。

電車で湖の上を通り、その日の宿泊地である雄琴へ向かうことにしました。



お昼ごはん。鳥喜多の親子丼。


琵琶湖って海みたいですなぁ。









IPhoneの画質、超いい









同じ滋賀県でも湖北は田園風景が広がっていて
田舎の感じを受けました

近江今津で強風のため1時間近く電車がストップ。
ここで私は爆睡

最初の予定から鵜川四十八体石仏を見ることになってたんだけど
父さんはこのまま雄琴まで行きたかったらしい。

でも私はどうしても石仏を見たかったので無理を言い
高島で降りて駅からタクシーで石仏を見に行きました。

タクシーの運転手さんにも「どちらからですか?」って聞かれて
北海道から来たというとビックリされました。

皆さん「遠くからですか?」とか質問してくるときは冷静。
でも「北海道」と言った途端、テンションが変わる。面白い

渡岸寺でも言ったけど
「(石仏が)昔の映画のシーンで出てきたんです」って言った。

でも不思議なことに誰も「それは何という映画なんだい?」とは言いません。
はー。そうですかー。って感じ。

それと、「いしぼとけ」だと思ってたけど「せきぶつ」なんすね。本当は。

石仏は山道を少し上がった所にあります。




キャーっっっ!!!十一面観音と同じくらい感激した

幻の湖ファンの間で倉田さん似の石仏が
今は、ないというのは有名な話です。

でも映画の中で見覚えのある顔があったよー!!

前に調べたときは飛鳥時代に作られたと書いてあったんだけど
最近、調べたときは室町時代に作られたことになってた。

元々は48体あったんだけど、そのうち13体は
江戸時代に大津市に移された。残り2体が行方知れず。

映画撮影時に倉田さん似の石仏があって
昭和62年に盗難にあったということは
行方知れずのうち1体は倉田さん似の石仏だー!!!

映画を見た人の仕業か・・・?

お市さんとローザは石仏の間を縫って歩いていましたが
タクシー運転手さんの手前それはできなかった。

もっと見ていたかったけど、その間もタクシーのメーターは上がってるので
5分くらいしか居られなかった。。。

だからここで撮った写真は全部載せます。



















看板は映画の後に設置されたと思うけど
史跡内に入ってはいけないと書かれてます。

映画のように石仏の間に入って
「私の上になったり下になったりした男がみんなここにいるー」とか

「結婚の相手選ぶならこの人!」とかって言うには

高島市の許可が必要となります。ご注意下さい。


近くにあった白髭神社は、お市さんローザ関口さんシロで
ドライブしてた場所だ!写真撮れなかったけど。

そして駅に戻り、またまた電車に揺られて






















おごと温泉駅に到着ー









そんな訳で琵琶湖一週しました

元々は「雄琴駅」だったんだけど
雄琴は関西屈指の歓楽街というイメージがついて

一時は旅行雑誌から雄琴の名前が避けられたり
修学旅行先から外されたりと忌々しい過去があり

6年前に「おごと温泉駅」に改名されました

駅から温泉街に歩く途中の住宅街
なぜか桃の花の匂いがした














雄琴神社発見!!


やっぱり坂道は脚に来るー!!!















誰もいなかったけど、しっかり参拝してきました。









そして温泉街に着いたー
だんだんと近づく特浴街







ここで、おごと温泉観光公園へ。

おごとんのとびだしくんだー!かわええ







旅の恥はかきすて


おおつ光ルくんに人気の座を奪われそうな、おごとんちゃまですが
まだまだたくさんのグッズが売ってましたよー大量買いしました!


こんなでっかい、おごとんが。


お店の人に、おごとんのいる時間を聞いたら
イベントの時しかいないから普段はなかなか会えないって言ってた。残念!!


こんなのが、たまーに観光公園にいるんです




足湯は疲れた体に心地よい






という訳で本日の宿、ことゆう


他の旅館と比べてリーズナブルな価格
最大の理由は特浴街に一番近い!!
なので、ことゆうに決めました。

ここに泊まると、あがりゃんせの温泉に入れまっせ!


こちらのお風呂屋さんでは入浴料とかサービス料とか
そーいう、ややこしいのはございません。安心してどうぞ










ロビーにも、でっかいおごとんがいたよ








夜ごはんを食べて一休みして夜の散歩に出かけました。
目的はもちろん特浴だーーー

ことゆうから特浴街までは歩いて1,2分です。

















ネオン輝くのも昼間の表情とはまた違ってきれいだなぁ

次から次へと特浴街へ車が入って行ったよー
日本はまだまだ景気がいいじゃないか。

映画のように旅館の浴衣姿で歩いているおっさん達はいませんでした。

ここからの風景が好きなんです








それから前の日ふるさと☆さんと上がった、あがりゃんせの屋上へ。












この時の、あがりゃんせフットサルクラブでは高校生くらいの
男の子たちがテニスで健全に爽やかな汗を流してました

せっかくの楽しいテニスのお邪魔をしてはいけないので

目の前のネオン街が何をするところなのか
知ってるのかい?坊やたちとは言いませんでした。

やっぱり夜の特浴街にも来てよかったー!!!


で、旅館に戻り、あがりゃんせの温泉に入りました。

この時点で11時くらい。明日の朝、起きられないー!!
おやすみなさい


「幻の湖」旅♪④に続く


グンナイ

コメント一覧

胡桃
http://yaplog.jp/cherrybomb810/
>ふるさと☆さん

こんばんは{笑}

倉田さん似の石仏は美術さんが作ったとのことですが
なるほど!!そう言われると、そんな気がします。

あまりに似ているし他の石仏にはないような
特徴的な髪型ですもんね~

美術さんが作った可能性が高いですね{超びっくり}

そう考えると「幻の湖」が、ますます面白くなってきましたよ{ルンルン}
ふるさと☆
(・∀・*)/~こんばんは♪

あの「鵜川四十八体石仏」にまで、きっちりぬかりなく足を運ばれているのがこれまた素晴らしいですね{グッド}

さて、例の「倉田さん似の石仏」の話なんですが…劇中に出てきた、あの「ホントに倉田(長谷川初範)サンに良く似た仏像」については、私の推測ではおそらく、 “あの一体のみ、撮影用に美術スタッフが製作した造りモノ” …ではないか?と、思っています。

たしかに周りの石仏ともわりと馴染んではいるものの、あの「倉田石仏」のシーンをDVDでよ~く見なおしてみると、なんだか色や質感が実際の石仏に比べてみるとちょっと軽そうで、なんだか材質が違うように見えなくも無い、、、というか。

それと偶然にせよ、実在した石仏にしてはあまりにも初範さんに良く似てて、周りの仏様と比べても格別にイケメンですもんねぇ。

(・∀・;)ゝ~真相や、いかに?!
胡桃
http://yaplog.jp/cherrybomb810/
> ふるさと☆さん

いらっしゃいませ{スマイル}
コメントありがとうございます!!

小谷城址は大嶽まで登っても
ほとんど何も残ってないそうですね。

戦国時代の人々の過酷な生活を考えると
今は本当に平和な時代なんだと実感します。

鳥喜多に、そんなメニューがあったんですねぇ{ひらめき}
またの機会に是非、食べてみたいと思います{びっくり}
ふるさと☆
読んで思わずテンションあがったのが、お昼ごはんに立ち寄られた、長浜駅近くの「鳥喜多」の親子丼!!

ココはあの故・小沢昭一さんも名著「東海道ちんたら旅」で絶賛した絶品の親子丼のお店{キラリ} 。

お店の人気メニュー小鍋立ての「かしわ鍋」と一緒に食べる親子丼は、値段以上に大満足できる優しいお味で、自分も大好物です♪ 
ふるさと☆
三日目は湖東・長浜からスタートですね♪ この日もスケジュールが濃密で、滋賀の名所をしっかりと押さえていてサスガです{キラリ}

長浜市内は最近観光スポットが充実してるけど、小谷城址は今となってはホントに単なる野趣あふれる山ですよね。…でも「幻の湖」ファンにとっては重要な地点☆!
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