Chiakiの徒然日記

体罰

先日、最高裁で天草市で起きた「体罰」が「体罰ではなかった」という判断が下った。

7年前、当時小学2年だった少年が友達と2人で、通りがかった上級生の女の子を蹴った。
それを目撃した当時20代の男性講師(臨時講師だったらしい)が、2人を注意。
1人は逃げ、今回原告となった少年が講師を追いかけ、講師のおしりを2度蹴った。
講師は逃げる男児を追いかけて、胸元をつかんで壁に短時間押しつけて、「もうやるなよ!」と大きな声で叱った。

この講師の行動が体罰かどうかが争われた。

微妙なところだよなぁというのが、私の感想。
上級生とはいえ女の子を蹴るなんてもってのほかだし、それを注意した先生を蹴るなんてのも言語道断。
悪ふざけにしても度が過ぎている。
先生の方としても、何も壁に押し付けなくても…という気がしないでもない。

ただ、今の子どもたちってどういうわけか、先生たちが自分たちに手を上げられないことを知っていて、
それをいいことに、やりたい放題とも聞く。
悪さをして先生に注意されると、「叩いてみろ」と挑発する子もいるとか。

もちろん、体罰は許されるものではない。
だけど、あまりに度が過ぎる悪ふざけ等に対しては、もう少し強く出てもいいんじゃないか。
「大声で叱る」ことも体罰と規定されているみたいだけど…。
でも、これじゃ子どもたちが野放しになってしまう。
少なくとも「先生を怒らせると怖いんだぞ」というくらいの姿勢は示していいんじゃないかな。

7年前の一件が「体罰」と認定されなかったことで、いろいろと危惧する声が上がっているようだが、
当の少年は今どう思っているのだろう?

体罰の嵐の中で小学校中学校と過ごした自分としては、そのあたりが気になる。

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