天までとどけ4―第1回～第6回―

新シリーズが始まって、丸山家の日常が描かれていたが、アンセルモがいない…。
あれ？と思っていたら、ちゃんと種明かしがされたので一安心。
別の家庭に養子として引き取られていったということだし、士郎と十次郎が仲良くしている様子だったので良かった。
前のシリーズから1年ということだったけど、下の子たちの成長には驚かされる。
上の子たちの成長はなかなか感じられないけど（笑）、下の子たちはすぐ分かるというのがいいね。

前回の感想で触れた、藤山律子さん。
すぐに分かった！
待子が新聞社のアルバイトをやめて、設計事務所でアルバイトを始めたのだが、そこの設計事務所に勤める1人。
電話応対をしている声で分かった。
「科学戦隊ダイナマン」から10年以上が経っているはずなのだが、相変わらず若々しくて輝いているように見えた…のは贔屓目かな。
とても18歳の子どもがいるようには見えない！！（笑）

信平が大問題を起こした。
交際相手の鮎子さんを妊娠させてしまったのだ。
気をつけていた、ということなので、予想外ということなのだろうけど、そういう行為に及んでいたというのはショック。
それ以上にショックだったのは、はじめから中絶ありきで話をすすめている点。
鮎子さんの気持ちがはっきりしないので、何とも言えない部分もあるけど、少しはうろたえて欲しかった。
最終的に中絶、という結論になったとしても、信平が「どうしよう、どうしよう」と困り果ててくれていたら、
彼に対して悪感情を抱くこともなかっただろうに…。

第一シリーズのルミさんの時にも思ったけど、こんな大事なこと、どうして親に内緒で進めようとするかなぁ？
最終的に中絶することになったとしても、親の知らないところで…というのがどうしても理解できない。
結局鮎子さんは中絶してしまった。
でもそのことを知らない信平は「産んでもいいよ」と…。
鮎子さんも言っていたけど、ほんと「何をいまさら」だよね。しかも「産んでもいいよ」って何？
「産んでくれないか」「産んでほしい」じゃないの？と信平に対して凄く嫌悪感を抱いてしまった。

実家に静養に帰った鮎子さんのもとにお母さんが訪ねていくのはいい。
息子がしでかしたことを謝罪するのもいい。
でも、「まだお付き合いしてほしい」というのはどうよ？
一番傷ついて、もしかしたら信平の顔さえ見たくないであろう鮎子さんに対して言う言葉？
何だか呆れ果ててしまった。
信平が家に怒鳴り込んできて、丸山家は不穏な空気に。
待子が信平をたしなめに下宿まで行ったが、信平が混乱している様子はよくわかった。
その混乱を鎮めるために、自転車で日本一周というある意味無謀な旅に…。（第一シリーズの正平といい、極端な兄弟だ^^）
お母さんに宛てた手紙で怒鳴りつけたことを謝っていたし、本当は素直な子なんだよね…。

一件落着したと思いきや、今度は丸山家には珍妙なお客様が。
「メェ～～～」と鳴き、十郎の宿題を食べてしまった山羊さん。
山羊さんに宿題を食べられた十郎は正直に担任の先生に申し出るのだが、そうあることではないのでなかなか信じてもらえない。
先生が家に電話して確認し、ようやく本当のことだと分かってもらえて一安心。
個人的には、先生が十郎に対してきちんと頭を下げて謝ったことが好感が持てた。
相手が誰であろうと、自分の非を認めたら謝る。そういう人が私は好き。
その山羊さん、近くの「こどもの国」で獣医をやっている和田さんの飼い山羊（私の造語）だそうで、待子と十郎と士郎で返しに行くことに。
ごめん、つい最近、「特捜エクシードラフト」で和田さん役の野崎海太郎さんが出演している回を見た所為で、
いつ和田さんが豹変するか、ヒヤヒヤしてしまった（汗）そんな豹変するような人、出てこないのにね。


九がいじめられている様子。
しかも原因が「兄弟が13人いること」。
これは九にはどうしようもないこと。
個人的に、自分ではどうしようもないことを原因にしていじめるのは、卑劣極まりないと思っている。
同じ学校に姉が2人通っているというのもいじめに拍車を掛けているようだが、これも九にはどうしようもないこと。
3日も無断で休んでいるということで、担任が訪ねてきたりしたけど、当の九がまだ帰宅しない。
先生も薄々いじめじゃないか、と気付いてきた様子だったが、このあたりはいかに？
今後の成り行きを見守っていきたい。