あー、今年も大河ドラマが最終回を迎えてしまった。
ただでさえ2月スタートだったのに、オリンピック・パラリンピックの影響で、5回休止。
全41回というのは、ちょっと寂しかった。
でも、年末ギリギリまで放送を決行してくれたのはありがたい。
恥ずかしながら、新一万円札の顔に起用されるというニュースを見るまで、「渋沢栄一」という人のことは知らなかった。
だからか、妙な先入観もなくすんなり魅入られてしまった。
明治維新以降がかなり駆け足になってしまったのは、放送回数を考えると仕方がないか。
それまでが長すぎたのかもしれない。もう少し端折っても良かったかな?
でも、実業家としての渋沢栄一を作り上げたのが幕末の経験だろうから、そのあたりは削れなかったのかもしれない。
あと…。
主演の吉沢亮さん、大変素晴らしかった。素晴らしかったんだけど…。
ちょっと若すぎたよ…。
大河ドラマって難しいね。
40代くらいだったら、10代後半から20代前半を演じるのには、ちょっと老けすぎだし、
吉沢さんのように20代後半だったら、40代超えたあたりから若すぎるように見えるし。
昨日の最終回も、年齢を強調しているように見えたのは、「今の栄一さんは○歳ですよ~」というアピールだったのかな。
でも、ラストで、若い頃の栄一として登場したのを見たときは、「幼さ」まで感じたので、
晩年の渋沢栄一を見事に演じきってくれたと思う。
栄一の後妻役の大島優子さん。
最終回の老けメイクに度肝を抜かれた。
女優さんの老けメイクは抑え気味な印象が強かったのだけど…。
だから、夫との年齢差がどんどん開いていくようにも見えていたのだが。
実際にどのくらい年齢が離れていたのか知らないのだが、ちゃんと夫婦に見えた。
それだけで、作品を大切にしてくれていることが伝わってきて、嬉しかった。
個人的には、仮面ライダーメテオに、仮面ライダービルドに、トッキュウ1号に…と
ヒーロー時代を知っている人がいたのが嬉しかった。
1年間、楽しませてくれてありがとうございました!