Chiakiの徒然日記

「どうする家康」

いつ頃から、大河ドラマの最終回後に総括のような感想を上げ始めたかな?と調べたら、
2015年の「花燃ゆ」からだった。まだ10年経っていないのか…。

さてさて、今年の「どうする家康」。
ずいぶん描ききったでしょうという印象の徳川家康の、新たなる印象を持てた。
序盤は、「どうする?どうしよう?」とオロオロしていて、家臣団に一喝される等、頼りない「殿」だった家康。
それが中盤に最愛の妻(このあたりには異論が多いようだが)と長男を失い、
徐々に従来のイメージである「狸爺」に変貌していく様は「さすが大河」と納得した。
それと同時に老けメイクを徹底的に行い、体型まで太めに貫禄を持たせた松本潤さんに拍手。
体型の方は、さすがに何か道具を使っているのだと思うが、急激な体重増減は危険なのでそれはそれでいいと思う。

周りを固める家臣団も素晴らしい人たちが揃っていて見応えはあった。
私だからだという認識はあるが、本多忠勝を演じた山田裕貴さんには惚れた。
ジョー・ギブケン(ゴーカイブルー)には全く心を動かされなかったのに、今回は惚れた。
やっぱり10年以上という年月が私を変えたのかも?
あと、終盤に出てきた家康の次男、結城秀康を演じた岐洲匠さん。
彼にセリフがあるたびに心の中では「よっしゃラッキー!!」と叫んでいた。

女性陣の迫力ある「口撃」も素晴らしかった。
見ているこちら側がビビったことも数知れず。

背景に人物が馴染んでいないというか、そのあたりは今後の課題なのだろうけど、
ちょっと技術面での残念なところはあったが、ストーリーとしては私は好きだった。
1年間、楽しませて貰いました。
次の作品は、全くの未知の世界、紫式部が主人公の「光る君へ」。
どんな作品になるのか楽しみにしている。

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