Chiakiの徒然日記

就学猶予

先日、NHKニュースの中で「低体重児の就学猶予」が取り上げられた。
予定日よりも4か月も早く生まれたため、666gしかなかった男の子。
お母さんのおなかの中で十分に成長できなかったせいか、同じ年代の子どもと比べて
体力、知力ともに目に見えて劣っているのだとか。
このまま小学校に入っても、授業についていけないなどの問題が出てくることは確実。
1年だけ就学を待ってもらって、その間に現在行っているトレーニングを続けて
小学校に入っても困らない程度の体力等をつけたいという親の願い。
法律がそういう子どもを全く想定していないので、自治体も困惑したらしい。
それでも医師などの専門家から意見を聞くことで、就学猶予が認められた。

NICUの進歩で低体重で生まれてきた子どもも生きる道が開かれるようになった。
だけど、その裏ではこんな深刻な問題も起きていたのだということを知らされた。
元気に生きている。
これに勝る喜びはないけど、親なら少しでも子どもの負担を軽くしてあげたいと思うのは当然。
1年就学が猶予されるだけで「同学年」となる子どもたちと同じように勉強、遊びができるならば、
そういう措置があってもいいじゃないかと思った。
子どもにとっての1年って大きいけど、長い人生から見れば大したことじゃない。

来年、この男の子が胸を張って入学式に臨めることを切に願う。

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