天までとどけー第十週ー

入院していたお母さんが帰ってくるとあって、小さい子たちも俄然張り切りだした丸山家。
お母さんの退院の日、お祝いに是枝さんのおばあちゃんと、階下の六助さんも駆けつけて、大賑わい。
でも、帰ってきたお母さんのことが嬉しくて、はしゃいでいる下の子たちを見ていた是枝さんが、突然泣き出して…。
ずっと昔に亡くなった2人の息子さんのことを、今でも生きていると思いこんで過ごしてきたけど、
丸山家の子どもたちを見ているうちに、現実というものを突き付けられた、と。
いつかは受け入れなければならなかった息子たちの死。
こういう形で…というのはちょっと気の毒だったけど、現実と向き合えたという面では是枝さんにもプラスになったんじゃないかな。

是枝さんのところへご機嫌伺いに出向いた六都子が、テレビコマーシャルの子役モデルにスカウトされた！
突然切り替わって降ってわいたこのニュースに丸山家も大騒ぎ。
結局はテレビコマーシャルの方は不採用となったのだけど、代わりに新聞広告に出ることになった。
その新聞広告が載った朝は、いろんな家庭を巻き込んでの大騒動。
こういう明るい話題ではいいよね(笑)

そんな中で、五郎が初めての柔道の試合に臨むことになり、張り切って出かけて行ったんだけど…。
結果は、公平によると秒の単位で一本負けを食らってしまったらしく、落ち込んで帰ってきた。
思春期の反抗期真っ只中とはいえ、ちょっと生意気な五郎にはいい薬になったのかな。

そして時は流れて夏。
待子の心の中で、担任の正木先生の存在が大きくなって行っている様子。
ザイールに出向くという正木先生の家を訊ねて、お掃除のお手伝い。
次回予告を見ると、大胆な告白もして、この恋の行方がどうなるのやら。

今週は、お父さんとお母さんのお付き合いの経緯も聞けたりと、なかなか充実した出来だった。
あと2週間、10回で終わり、というのがちょっと淋しい。
次のシリーズの放送はあるのかな？