Chiakiの徒然日記

12ヶ月=1年。



今朝の地元新聞。

早いなぁ、あれからもう1年か。
経験したことのない揺れに驚き、恐怖し、犬を抱きしめていることしか出来なかったあの日。
テレビや携帯電話で緊急地震速報が鳴っていたのだが、全然聞こえない。
そのくらいの轟音。
ピアノの上に置いていた、ガラス製の花瓶が落ちて割れた。
家を抱え込まれて、ゆさゆさ揺られているような、そんな感じ。
「もうやめてよ!」と叫んだような気もする。

幸い、このときは電気は消えなかった。
だからテレビもつけっぱなし。
体感時間としては長かったように思うのだが、実際はそこまで長くなかった模様。
そして、伝えられた「熊本地方で震度7」の情報。
あれが震度7だったのか…(このときは正確な市町村ごとの震度は伝えられていない)。

弟からすぐに母にメールが来た。
「早く逃げろ」と。
それから数分で、熊本放送局からの中継で、ヘルメットをかぶったアナウンサーが登場。
これはヤバいかもしれない!
犬も連れて外へ脱出。

車に避難して、携帯で色々とチェック。
家の中にいる間に、何人かの友人たちから安否確認のメールが届いていたので、全員に同じ文面で返信しておいた。
とりあえず無事であることだけは伝えておきたかったから。

車の中でHotmailにアクセスしたら、なんとメギド王子こと林健樹さんからメールが届いていた。
「大丈夫?」という文面に涙があふれてきた。
車に避難していることを返信したところ、驚きと同時に「気をつけて」というお返事にさらに涙が…。
友人たちからのメールにも励まされたが、それ以上に林さんからのメールには勇気づけられた。

結局その日は車の中で休んだ。
上空をひっきりなしに飛ぶヘリコプターの音には参った。
近くに3次救急病院があるから、救急車は仕方ないと思えたし、一人でも多くの人を救って欲しいと思った。
でも報道ヘリはねぇ…。
せめて日付が変わる頃には飛ぶのを控えて欲しかったけど、空が静かになったのは2時過ぎ。
結局、トータルで1時間も眠れないまま翌朝を迎えることになった。

ちなみに、去年の4月15日の朝刊がコレ。


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