よく作れたよね、というのが最初の感想。
例年なら秋頃の収録だと思うのだが、メイキングに収録されていたインタビューによると、
テレビ本編のクランクアップが先だったらしい。
だから吐く息が白かったのね。
闇エナジーを取るために映画を作る。
なかなか荒唐無稽な感じもするのだが、きっと邪面師もマイナソーも大真面目なんだよね。
完成したヨドン映画も見てみたかったなぁ。
どんな作品になったのだろう?
メルトと為朝、バンバと時雨という、似たような性格の人たちが同じ場所に飛ばされたというのも面白い。
リュウソウジャーにはイエローがいないし、キラメイジャーにはブラックがいないし、
となるとこういう組み合わせになるのは必然なのかな。
前作の登場人物が勢揃いするってことはほとんどないし、もしご存命だったとしても
この作品への登場があったかどうかは分からないが、ういちゃんが元気でいるらしい、
という世界観だったのは、なんとなく救われた。
コウの話を聞いていると、「ういちゃんも亡くなったの?」と思ったが、
充瑠に「会いたい」と言われて「会わせる」とコウが言ったとき、
「あ、元気なんだ」となんとなく嬉しくなった。
名前はハッキリ出ないんだけど、分かる人が分かってくれればいい、
という演出もこれはこれでいいのかな。
「VS」が途切れなかった(途中で変則的なものはあるけど)のは嬉しい。
続けられるのなら今後も続けて欲しいな。