あれ？小さくなった…？

以前から登場している、隣の「カラオケおばさん」。今日もすごかった。

今日の公務員試験の専門学校は午後から。午前中、今日の授業で進むであろう日本史の問題を解いていた。
と、突然部屋が揺れるような大音響に見舞われた。
音の発生源は隣の家。そう、またおばさんのカラオケが始まったのだ。

しばらくは気にせずに集中しようと思ったが、それすら許さないかのような大音量に遂に根負け。
自室を出て、一旦居間に避難。

少し音がやんだかな、と思った頃に再び自室に戻って、問題を解こうとするが、また大音響が…。
イライラしつつもなんとか問題を解き終わった。
そして、とりあえず自室にいる理由もなくなったので、また避難する。

「今日は特にひどいねぇ」
親と話しながらちょっとした作業を行っていると、急に音が小さくなった。
「あれ？少し小さくなってない？」
気のせいかとも思ったが、確実に音量が下がっていた。

ひょっとして、何処かからか苦情が出た？？

真相は分からないが、とりあえず我慢できないほどの大音量から解放されて助かった。

最初に部屋を出たときに、窓から見えた通行人二人連れ。
ものすごい音量の音楽と歌声に、発生源の家をしげしげと眺めながら歩いていました。

そりゃぁ、驚くわな、普通。

常人の感覚を持たないおばさんに振り回される日々が続くのであった…。