Chiakiの徒然日記

車中泊の思い出

昨日から地元紙で連載されている「避難」について。
今日の分が見つけられないので、リンクは出来ないが、今日は「車中泊」についてだった。

自治体が把握した避難者は、指定避難所だけで18万3882人(ピークの4月16日)。
県が行ったアンケートによると、車中泊を選んだ人は指定避難所に行った人の2.8倍。
単純計算で、車中泊を選んだ人は51万4869人となる。
単純には測れないだろうけど、それでも40~50万人くらいは車中泊を選んだと見ていいんじゃないかな。
その50万人くらいのうちの9人が、私たち母方親族一同。
地震があった14日と15日深夜(日付自体は16日)はバラバラに過ごしたが、
16日の夜は一箇所に集まった方がいいだろう、ということで、当時叔母が所有していた月極駐車場に車を停めた。
この時点で3日目の車中泊だったが、とにかくキツイ。
全然眠れない。
3日ほとんど寝ていないという状態に、大人たちの身体は限界に近づいていた。

なぜ車中泊をしたか。
昨日書いたとおり、建物の中が怖かったというのが第一。
その次に、避難所に行ったとしても入れないだろうと思った。
確実に自分たちの居場所を確保できるのは、やはり車だった。

エコノミークラス症候群になりやすいとか言われるけど、そのあたりはちゃんと自分たちの責任で何とかした。
どうせ眠れないのだから、頻繁に外に出て軽くストレッチしたりとか。
エコノミークラス症候群が原因で亡くなった人は、そこまで多くはなかったはず(ゼロではないと思う)。
やはり、同じように時折外に出て歩くなりストレッチするなりした人も多かったのだろう。

被災者がどんな避難をしているのか。
把握しようにも実態を調査する人もまた被災者である以上、限界はあるだろう。
何かいい方法があるといいんだけどな。

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