あわや！

先日の夕方、犬を散歩させていた時のこと。
かなりヒヤッとする場面に出くわした。
生活道路の十字路。
東方向から南方向へ左折しようとしていた、某スイミングスクールのマイクロバス。
その南側から北方向へ直進しようとしていた女子高生の自転車。
あわや巻き込み！という事態に。

「ああ、危ない！！」
と声が出てしまった。
マイクロバスは知ってか知らずか強引に左折。
女子高生は必死に巻き込まれないように自転車を停止させて、マイクロバスからなるべく離れるようにしていた。
だが、そこにあるのはレンガが積まれた植え込み。
ギリギリで巻き込みは回避されたものの、見ていた方としてはかなり怖かった。

マイクロバスからすれば、自転車が進行方向から見て右側にいたということで自転車の非を主張することも出来たかもしれない。
でもね、それってその交差点では通用しないよ。
だって、女子高生がいたのは郵便ポストの前。
そのそばには自販機だってある。
つまり、女子高生が「ポストに投函する手紙があった」と主張すれば、マイクロバスの方に一気に非が出てくる。

植え込みにある、背の高い木で見えにくいという事情は分かるけど、ミラーもあるのだし、ある程度は見える。
だからこそ、マイクロバスは女子高生を先に通すべきだった。
幸いにして事故にならなかったから良かったものの、下手したら運転手さん馘首だぞ。
ただでさえ、マイクロバスが通るにはちょっと狭い道路なので、運転手にはより慎重な運転が求められる道路。
自分の車じゃないから、事故ってもいいと思っている？
生徒を乗せている以上、そんな風に思っているとは考えたくないが果たして…？

このあたりだけかもしれないけど、自分の車以外の車（営業車とか）だと、とたんに運転が荒くなる人が多い。
ものすごい爆音にビックリして外を見ると、とある家の愚息（わざとです）が会社の車で家に寄っていたとかザラ。
我が家じゃ「バカ息子」と呼んでいるけど、本当、勘弁してほしい。
自分の運転に陶酔しているのかもしれないけど、はたから見れば本当にお間抜けにしか見えないから。

生活道路なのだから、信号もないし、路側帯もない。
だからこそ、車の運転には慎重にならなければ。
それに！その道路、一応、制限時速30キロですから～！