購入しているシリーズ本。
「これが最終巻です」と宣言してくれると嬉しい。
次の巻が出るのか出ないのかを待っているのが結構辛い。
このシリーズは10巻まで続いて、終わりとなった。
最後に著者からの挨拶もあり、「あ~終わったんだ」としみじみとした。
「ゆきうさぎのお品書き」シリーズが刊行されている途中で出たのが
このシリーズ。
これが出てから「ゆきうさぎのお品書き」シリーズを読み返すと、この「ホテルクラシカル猫番館」に出てくる人物がチョイ役で出てきている。
「ゆきうさぎ~」に出てくる人物もチョコチョコ出てきていて、世界観は繋がっているんだなとにんまりしてしまった。
時間軸は「ゆきうさぎ~」最終巻ラストの2~3年後ぐらいか。
そして、この「ホテルクラシカル猫番館」シリーズの7巻が出た後に、刊行されたのが
これ。
これも見事に前作「ホテルクラシカル猫番館」と並んでいる。
登場人物の一人が、「ホテルクラシカル猫番館」主人公の弟。
となると、この「~をかしな甘味帖」の主人公が学生時代にアルバイトしていた「小料理屋」は、もしかしたら「ゆきうさぎ」なのかもしれない。
こういう風に繋がりのある作品は見ていて楽しい。
もちろん、繋がりを知らなくても楽しめる作品になっている。
さて、「ホテルクラシカル猫番館」は7巻で終わったのか?と悶々としていたところ、8巻が出ることが分かったときは思わずガッツポーズが出てしまった。
これも10巻くらいまで行くと良いな~と思っていたのだが、8巻で終了とのことだった。
残念だけど、「8巻で終わることは決めていた」と著者の挨拶にあったので、予定通りということか。
今後は、「若旦那さんのをかしな甘味帖」がシリーズ化されるみたいなことも書かれていたので、そちらを楽しみに待とう。
個人的には、「最終巻であることの宣言」なり、「これで終わり!」というような終わり方だったりを望む。
続くのか続かないのか、悶々とするのはちょいと辛いかな。
作者がいくら続きを書きたくとも、売れなきゃ書けないらしいので、そのあたりは買い支えしないといけないのかもしれない。
今後も出たら買うよ~!