昨日、大学病院を受診。
頭のMRIを撮りたかったのだが、脳外科を予約しようとしたら、最終受診日から4年経っているので、
かかりつけの脳外科から紹介状を出して貰ってくれと言われた…。
仕方ないので、去年手術を受けた皮膚科を予約した。
頭部のMRIは皮膚科からもオーダーが出せるようでホッとした。
「脳外科の受診が必要になったら、こちらから紹介しますね」とも言って貰えてさらに安心。
で、話はそれよりちょっと前、待合室での出来事。
ここの大学病院では、自分の担当医がいる診察室近くの椅子で待つようになっている。
私とは別の担当医の診察を受ける女性がやって来た。
娘さんの付き添いがあったが、なんだか様子が変。
娘さんの機嫌が悪いのか、やたらと高圧的。
「○番の部屋の前で待ってなよ」
と言って、自分は踵を返した。
母親と見られる女性は、杖をつきながらトボトボとゆっくり歩いて該当診察室の近くへ。
そばに座っている人に、「そこって座っていいですか?」と訊ねていた。
聞かれた人も不思議そうに「誰もいないし、いいですよ」と答えていた。
それからしばらく経った。
私もその人の存在を忘れて持参した本を読んでいた。
にわかに騒がしくなったように感じて顔を上げると、先ほどの女性の周りが騒ぎの中心だった。
周りの人たちがトイレへの道案内をしていたので、きっとトイレに行きたかったのだろう。
そばにいた、病院のスタッフではないが医療関係者の男性が「じゃあ、トイレまでご案内しますよ」
と言って、その女性を立たせてトイレへと誘導していた。
すると、娘らしき女性がぱっと寄ってきて
「なんで座っていないの!?ちゃんと座っていてよ!!」
と怒鳴りつけた。
えぇ~…と思っていたら、誘導していた男性が事情を説明。
一気にトーンダウンする娘さん。
トイレへ向かう母らしき女性に向かって「ちゃんと杖使ってよ!!」と怒鳴りつけていた。
私の周辺で待っていた人たち、「うわぁ」というような表情。
私の真向かいに座っていた親子連れ(件の親子と同世代の組み合わせに見えた)、
「怖いねぇ」「あそこまで言うなんて」「何があったんだろうね」とヒソヒソ。
意外とみんな注視していたんだな。
実の親子なのか義理の親子なのかは分からない。
何かあったのかもしれない。
その場面だけを見て、娘さんがどうこうというつもりもない。
でもね、でもね。
病院の待合室でそんな大声出さなくてもいいと思うの。
耳元で大声出さなきゃ聞こえない、という感じでもなかったから、もう少し声量を落として欲しい。
待合室って、結構みんなヒマなんで、そういうトラブルっぽい何かは聞いてしまうよ。
それはともかく。
トイレへと誘導しようとしていた男性にお礼ぐらい言え!と思ってしまった。
その点に関しては「人としてどうよ?」と思ったよ…。