嗚呼人違い

近くに美味しいと評判のうどん屋さんがある。
お値段もお財布に優しいので、18時の閉店時間を待たずに完売、ということもあるのだとか。

そのうどん屋さんに母と行った。
母が、そのうどん屋さんの店長が、私の同級生というか、幼馴染というかの男性だと聞いたというのもある。
結論から言ったら、幼馴染の相手ではなかった。
そのお兄さんだった。
10歳くらい離れているそうで、若く見られて嬉しい、と笑ってくれた。
私も、幼馴染に年の離れたお兄さんがいるなんて知らなかった。
まぁね、10歳も離れていたら、よく遊んでいた幼稚園のころでもお兄さんはすでに中学生。
うん、存在知らなくても仕方ないかな。
話していてもお兄さんの話は出てこなかったように思う。

結局は人違いだったわけだけど、また一つ、美味しいうどん屋さんを開拓できた。
お昼どきに行ったら入れない、ということもあるのだけど、ほんのちょっとずらせば大丈夫。
うどんでお腹がいっぱいになって、夕御飯が食べられないなんて経験までした。

帰り際、店の出口付近に展示してあったものに目が釘付けになった。
え、お兄さん、仮面ライダー好きなの！？
昭和や平成問わずに返信ベルトが展示してあった。
次に行く時には、また増えていたりして…(笑)