Chiakiの徒然日記

肉体&頭脳労働

大学4年の時と、M1の時にやっていたというか、やらされていたというか、というアルバイト。
複数の教授たちによる共同研究のアシスタント。
データを取るだけ。

本当は教育学専攻の教授たちの研究なんだけど、データを取るのは人間(しかも中高生)なので、
対人間の実験に慣れている心理学専攻の学生がいいだろう、ということで白羽の矢が立った。
まぁね、コンビニの時給が620円のところへ、時給700円が転がり込んできたら嬉しいので、それもあって参加した。

スポーツビジョンと呼ばれる、視力測定。
・深視力
・縦方向(奥行き)動体視力&静止視力
・横方向動体視力
・手と目の協応
・コントラスト
・瞬間視
・視野
・眼球運動

学会などで取り上げられないものもあるのだが、取れるものは取りたい、という責任者の教授の意向でこの8つ。

広島市内の、それなりの球技強豪校を選んで測定に行かせて貰っていた。
ま、測定の責任者は、バレーボールの国際審判を長年勤めた人だったので、そのあたりの人脈も際限なく駆使。
学校に行くこと自体は全然苦ではなかったのだけど、機材を運ぶのはものすごく辛かった。
重い上に、学校にエレベーターなんてない。
最悪3階まで運ぶ…ということも。
高校生になると、「自分たちがやります!」と運んでくれたりもしたけど、基本的には自分たちで。
何度も車と教室を移動する、肉体労働。

そして、セッティングが終わったら今度は頭脳労働開始。
高校生はある程度真剣に向き合ってくれるんだけど、中学生がダメ。
完全にゲーム感覚になってしまっている。
もちろんゲーム感覚でやってくれてもいいんだけど、間違いが続くと「リセット」しなきゃいけないから、時間だけがかかる。
「ゲームじゃないんだから!」と叫んでいる先輩の姿がだんだん疲れ切っていくのが気の毒…。

それでも何とかやりきった。

私がM2のときの学会では、このスポーツビジョンを題材に発表させてもらった。
機材を全部借りて、ゼミ生総動員で、前年の甲子園出場校に出向いて測定させてもらった。
機材のレンタル料は、労働力の割に低すぎる時給(大学の規定なので仕方ないのだが)との相殺=つまりタダ。
いい発表が出来たと思っている。

余談だが…。
メチャクチャ重い機材を一人で運ぼうとする人には、「一人じゃダメ!壊したら弁償だよ!100万以上だからね!」と脅しまくっていた(笑)
ちなみに、絶対に一人で運ばせなかった機材、最低でも20キロくらいはあったと思われる。

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