を考えることが増えた。
私達が幼い頃、
親は子供の権利&本人の意思を尊重し育ててくれたのに、
今、親の老いと向き合う中で、
私達子供は、親の権利を奪い続けているのではないだろうか?と。
親の運転免許証も強引に奪い取り、
食事も制限をして、
転倒を避けるために行動すらも、
病院以外での外出は極力控えているし、
その上、半ば強制的?にデイサービスも利用してもらっている。
これ等のことに関して、親の意見は一切なく、
兄と私で全て決定してきた。
私達は、親のために良いこと!をしてるつもりになっていたけど、
それが間違っていたのではないのだろうか?
もっともっと、親の意見や主張に耳を傾けてあげるべきでは?と。
落ち着いて考えてみると、
行き当たりばったり!の介護をしているのかも知れない気がする。
まだ両親が若くて、自分でサッサと歩いていた頃から、
私達子供も何かしらの心の準備をしておけば良かったんだろうが、
当時の私には想像もしなかったことだ。
20代の頃の私は、
親は永久に元気なままだ!と確証もないのに勝手に思い込んでた。
それを今になって、
あれこれ1度に決めることになるから、
あたふたしてしまい、
心のゆとりが無くなるのも当然のことだろう。
でも、どんなに後悔したところで、
時は2度と戻らないのだから仕方ない。
その都度、向き合っていくつもりでいる。
ご両親がお元気な時に、
どのような老後を過ごしたいのか?
ケアマネさんには何を希望したいのか?
子供達には、どこまで介護に立ち入って欲しいのか?
デイサービスは、利用したいのか?
最後は、自宅で迎えたいのか?施設が希望なのか?
を子供達は、しっかり確認しておく方が絶対に良い!と思う。
私達のように困ることがないように、、、。