いつもは母が、「私も！」と乗り込んでくるけど、
この日は、
体調が芳しくなくて、お留守番。
父は最近、私と２人きりだと、
色んなことを伝えてくる様になった。
自分の身体のことは勿論、
お金のこと、母のこと、
各々の土地家屋のこと
(知らない物件も)、
お墓のこと、葬儀の話まで、、、、
万が一の際に、
「ああして欲しい」
「こうして欲しい」との希望を、
ポツポツと伝えてくるのだ。
勿論、それが、
本人の希望ならば、絶対に、
聞いておかなければならないことだろう。
そう頭の中では、理解しているが、
現実には、まだまだ先のことであって欲しい！
との思いから、無意識の内に、
父の意見を拒絶している自分がいる。
先日も同じように、
父が、その話を始めたから、
私は、半ば強引に、話題を変えよう！とするも、
日頃、
声を荒げることのない父が、
「ちゃんと聞きなさいっ！！！」と
珍しく大きな声を出したのだ。
私にとっては、とても重い話だけど、
父は、本気で話そうとしている。
それに対しても、
娘として、キチンと答える必要があるだろう。
なので、
この日は初めて、父の要望を受け入れて、
全てを、頭の中に入れておこう！
と、向き合うことにした。
私には少し早い様な気もするが、、、
一般的には、５０歳前後で、
親のこういう問題に直面するのだろう。
まぁ、父が若くない時に、
私が生まれたから、これは仕方のないことだ。
うーん、
今の私と、５０歳になった時では、
考え方も全く違うことだろう。
父からの同じ話も、
全く違う受け取り方をするんだろうなぁ。
しかし、
今の受け取り方で出した答えが、
自分の中では、これで正解だ！
と思えてるんだから、
それで良いっかぁ！！！って感じかな。
これを書いてて思った。
父は、万が一の時、
家族が困ること無いように、
考えてくれてるんだろう。
終活しているつもりかしら？
この終活って、
６０歳位から始める人が多い！と聞くが、
医療も、日々進歩し続けている影響もあり、
日本人の平均寿命も延びてる。
そんな中、
６０歳だから、終活しなきゃ！
となる必要はあるのだろうか？
ずっと先にある、死に向かって生きるよりも、
今ある、「生」を精一杯、楽しまれたら良いのに！！
などと思ってしまうのだ。
あくまで個人的な意見だけど、
母を見ていて思うことは、
７０歳を過ぎてから始めることかな？と思うけど。
母の場合、何を思ってか、
４０歳位の時から、既に終活を始めている。
以前にも書いたけど、
墓地を買ったのも、その一つだ。
理由を聞くと、
「糖尿病だから、いつどうなっても、
子供達が困らることのない様にね！！」とのこと。
服や物を、大量に捨てて、、、、
私には、訳が分からないけど、
彼女は、
糖尿病の場合、全員が、
多臓器不全で亡くなるんだ！！と
真面目に思い込んでいるのだ。
ってか、
それから３０年近くも、
普通に生きてくれてるけど、、、、(笑)
単なる、母の早とちり？に、
どうやら私達家族が、
巻き込まれてしまっていただけなのだろうか？
