とある歌が、兄のスマホから流れていた。
「なんだか心に響いてくる音楽だね。
曲名は、何ていうの?」
「中島みゆきの(世情)っていう曲」
この歌詞、とても気に入ったので、
私もダウンロードしちゃった。
歌詞は、、、(作詞作曲、中島みゆき)
世の中は とても臆病な猫だから
他愛のない嘘を いつもついている
包帯のような嘘を 見破ることで
学者は 世間を見たような気になる
他愛のない嘘を いつもついている
包帯のような嘘を 見破ることで
学者は 世間を見たような気になる
シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく
変わらない夢を流れに求めて
時の流れを止めて 変わらない夢を
見たがる者たちと戦うため
変わらない夢を流れに求めて
時の流れを止めて 変わらない夢を
見たがる者たちと戦うため
(UtaMapより一部抜粋)
この歌詞に出てくる、
シュプレヒコール(Sprechchor)って、
集団デモのことだけど、、、
この曲は、
東大安田講堂事件のことを歌っているらしい。
事件とは、
研修医制度の問題に端を発し、
日米安保条約など政治的な問題のことにまでも、
全ての方針に対して異議を提唱し、
色んな大学の学生達が集結したらしい。
母が、ちょうど同じ世代で、
当時のことをテレビで放映される度に、
事件の話を色々と聞く。
母の従兄(母より1歳上の大学3年)は、この運動?に参加していたらしい。
いつも思うんだけど、、、
母の世代は、戦後、教育や考え方に変わり、
それまでの戦前&戦中とは大きく異なって、
ある意味、自由な世代の初代?かも知れない。
だから、政府や数ある制度に対しても、
当時の学生達が、
自らの考えを主張し始めたんじゃないかな?
赤信号じゃないけど、
みんなで渡れば怖くない!みたいな、、、。
今、このようなシュプレヒコールは、
起こってない。
これは、私の勝手な想像だけど、
今、政治とかにも関心が無いのか、
それよりも自分達さえ、
何ら問題なく日々を過ごせたらイイ!
面倒なことには、巻き込まれたくない!
みたいな考えになってると思う。
あまりに無関心でいるのも良くないだろうし、
事件になる程までに問題を起こすのも
あまり良きこととは思わない。
うーん、まぁ、
ほどほどが、ちょうどイイんだろうけどね。
あっ、
母の年齢は、計算しないで下さい(笑)