食事をしなくなって以降、徐々に身体が衰弱していき、
水分さえも経口補給が出来ない状態になって1週間。
この1週間、家族としては、
エンシュアH、ポカリスエット等の、
一生懸命に口にさせよう!と努力していた。
昼間は毎日、訪問看護師さん(以降、訪看さん)も来て下さっているので、
その時々の状態を確認して頂いてもいた。
で、一昨日の昼、訪看さんが父の異変に気付かれ、
救急車を呼んで頂いた。
この日、私は大学病院への受診日だったから母と一緒に行っていたが、
母が大学病院の看護師さんに父のことを説明すると、
担当医に報告されたようで、早く帰らせて下さいました。
いつものように兄は職場へ。
なので、自宅には訪看さん&兄嫁さんだけ。
父の異変は、血圧が70まで急低下していること、
呼び掛けても反応が乏しいこと、
いつもより顔色が悪いこと。
SPO2も80台。
救急搬送先は、父が火曜日に受診予約をしている病院。
我が家から徒歩でも行ける所にある。
搬送後、採血すると、、、
カリウム値がかなり高いこと、
極度の脱水状態にあることが分かった。
CTでは、
脱水による心臓の血管がペッタンコになってること等が判明した。
入院先を探すことになり、何軒も掛け合って下さった。
でも、、何処も受け入れ困難で断られ、
搬送された病院で引き受けて頂くことになった。
(心臓血管センター病棟)
現在、某大学病院に父の受け入れを打診して頂いているらしい。
これが2日前にあった出来事。
昨日、父の担当医からお電話を頂き、
病状説明をするので病院へ来てください!とのこと。
私だけでは不安なので、兄も一緒に!と思い、
少し遅い時間ではあったが、
兄も同席してもらって担当医からの説明を伺った。
これまでの父の経緯を兄は説明していた。
話の内容は、上記に書いたこと、
全ての検査結果の数値、緊急時の対応(延命処置)、
それと、2~3日が山だ!ということで、
それを乗り越えれば安定してくる!とのこと。
担当医から延命処置のことについて聞かれた時、
兄が「希望しません!」と。
当初、私個人の気持ちとは反していたが、なにぶん私は素人なので、、、。
父は後期高齢者だ。
血管も閉塞し、身体がボロボロの状態。
こういう場合、
延命処置を施すことで危険を招くことがあるらしい。
兄&担当医からの説明を伺い、
処置をすると、父を苦しめることになる!と私も理解し、同意した。
担当医との話し合いも終わり、
帰りに父の顔を見るため、兄と病室に行き、
父と少し話しをした。
頭の中がボーッとしているので、
時折、話が理解出来ないこともあるが。
そうそう、父は点滴を引き抜くことがあるから、
非常に危険なので、手にはミトンを!と、
兄がスタッフの方々にお願いしていた。
父とは10分くらい会話して帰った。