70歳位のご婦人が私をじ~っと見つめられてた。
最初は何かな?と思ったけど、お野菜を見たりして、
そのまま買い物を続けていた。
そしたら、そのご婦人がどんどん近寄られて来られ、
「貴女の肌の色なぁ、真っ白やなぁ。
あまりにも白過ぎてビックリしてもうたわ。
それにしても気持ち悪い位に白いなぁ~、
この色は異常やでぇ」と仰った。
「あ、、、これは生まれつきなので、、、」
「そうなん?
ところで、、貴女、何処の混血児や?」
「まぁ、そんなことは別に良いんじゃないですか?」と。
そう言いながら、私はその場を立ち去った。
肌の色を言われるのは嫌ではあったが、
子供の頃から慣れていたつもりだ。
でも、、
気持ち悪い!とか、混血児!とか、
こういう言葉には、
やっぱり正直、傷付くし、イラッとくるものがある。
何の因果なのか、、、
そんな星の元に生を受けたんだから仕方ないんだけどね。
帰宅して、母に言った。
「私って、気持ち悪い位に肌が白いかな?
さっき、道の駅で言われたの。
それに、何処の混血児なの?って。
イラッ!として、急いで帰ってきちゃった」
「うーん、、、ちょっと白いだけよ。
まぁ、DADが真っ白だから遺伝でしょう?
み○も、そこまで怒るのは大人げない!と思うよ。
質問されたら普通にお答えすれば良いし、
何も悪いことしてないんだから逃げる必要もないの!
動じたらダメよ!常に堂々としていなさい」
と注意されてしまった。
確かに、、、大人げない行動だったかも知れない。
ちょっと反省。
ブルーハーツの「青空」という歌の中に、「生まれた所や皮膚や目の色で、
一体、この僕の何が分かるというのだろう?」
という歌詞を思い出した。
うーん、
見た目とかではなく他のことで、
私自身への判断材料にして欲しいなぁ。