少し分からないことがあって、
兄と、勉強について話をしていた。
その会話の中で、
「み○、例えばの話だけど、
とある本を1冊、読み終えた!とする。
ところが、その時点では、
あらすじを理解しただけであって、
そこに書かれてある、
内容そのもののや、作者の意図を理解しているのではないはずだ。
たった一度、目を通しただけで、
誰かが、
その本についての、いかなる質問に対して、
み○は、どれだけ正確に答えられるか?
恐らく、かなり難しいことだろうと思う。
では、どうすれば良いのか?
次の文章が、スラスラと出てくる位、
読み込められれば、そこで初めて理解出来たことになる。
答えを導き出そう!と思うなら、
先ずは、何度も何度も読み込むことだ。
答えよう!と思う前に、
勝手に、口が動き出して、
答えている状態になるまで、ひたすら読みなさい。
それに、書かれてあることについても、
疑問を抱くことが出来るようになれば、
自分の把握している割合も知ることが出来るから」
これは、兄が、まだ学生の頃に、
従兄から教わった勉強の仕方らしい。
確かに、
今の私には、兄のこの言葉が図星だった。
全てを大まかに理解して、
何も答えられない、自分がいるのだ。
完全なる?読んだ「つ・も・り」になっていた。
そりゃ、
いつまで経っても、出来ない筈だよ。
明日からの、
取り組み方も変わってくるだろうけどね。