シャミラの ちょっと・Tea break… !

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                   きままに綴る雑記帳

紫外線って…!

2007-06-05 19:46:28 | 美容・健康の話
あってもなくても困る紫外線。殺菌作用があり、体内でビタミンDをつくったり、カリウムやカルシウムなどの増加を促すはたらきを持つ紫外線も、ある量を超えると皮膚にとっては悪影響のほうが大。クスミ、シワ、タルミ、乾燥の原因になり、もちろんシミ、ソバカスも増えます。
 太陽から放射させる光線は、波長の長い順に赤外線・可視光線・紫外線。紫外線より短い波長はX線・放射線。光線は波長が短いほどエネルギーが強く、ダメージを与えます。この位置関係からも紫外線の威力がわかろうかと…さらに紫外線を分類すると長波長紫外線(UVA)、中波長(UVB)、短波長(UVC)。
ただしこれらの光線が全て地表に届くわけではなく、波長の短い光線は大気上層でカットされてしまい、地上まで届くのは可視光線、赤外線、紫外線A,Bだけです。紫外線Cはオゾン層でカットされてしまいます。が、オゾン層破壊でUVBが増加していることを考えると事態は深刻です。なぜならUVA,UVBも人間の皮膚を通過し、皮膚の内側から光老化を起こす力を持っているからです。
 紫外線の被害が大きいオーストラリアでは、親が子どもに日焼け止めクリームを塗ることが法律で義務づけられているほどです。
またカナダ政府では昨年、環境保全計画(グリーン・プラン)をスタート。その一環として、今春
<オゾン・ウォッチ>なるサービスを始めました。字の如く、紫外線の被害を少しでも防ぐために、カナダ上空のオゾン層の状態を毎週公表するというもの。こうした紫外線注意報を出しているのはカナダ政府だけではありません。
アメリカ・ボストンの教育委員会は、皮膚がんになることを懸念して、子どもたちに午前10時~午後2時の外出を控えるよう呼びかけています。
黄色人種は皮膚がんにかかりにくいと云われていますが、オゾンホールが世界各地で発見されている現在、紫外線対策はそれなりに必要なのでは!と思います。




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