悶々とする日々...
5F1には、12ax7より5751のほうが、絶対合うと思う。
「蕩けるような柔らかさでありながら、崩れない輪郭」
それでも、なかには全面に出過ぎに感じる球もチラホラある...
しかも、欧州管に5751はない...
そーなってくると、俄然、興味をソソラレルのが
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12at7
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真空管の三定数
μ rp gm
12ax7 100 80kΩ 1250
12ax7a 100 62.5kΩ 1250
5751 75 58kΩ 1650
12at7 60 10.9~15kΩ 4000
12au7 17 7.7kΩ 6250
μ=増幅率、 rp=内部抵抗、 gm=相互コンダクタンス
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にわか真空管馬鹿がネットで、先達様方から掻き集めた情報なんで、間違いに気づいたら、間違いに気づいたってことにしといてくだせい。
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12at7は、「高増幅、低内部抵抗といういいトコどりの球」とは、単純にはいかんみたいですわ。
文系漢の悲しいトコ。 いくら読んでも、結局、そのワケがよく分からん。
増幅率だけ見ると理想的っぽいんですが、素人考えながら、内部抵抗がこんだけ低くなると、その分、なんらかのブツがより多く流れることになるんで、どっかに負荷がかかり過ぎるんやないか?とか、12ax7は低周波、12at7は高周波向き、と明らかにちゃうやんけ...
とか、
世の中に、ツイード・チャンプに12at7載せてるって人見たことないし...
要するに
載せてみたい が...アンプを壊したくない
でも、安い
ていう悶々。
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ネットで得た結論は、
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「間違っているが、動作する。」
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ほな、やってみよか。
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『Voice of Music』
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Mullard 12AT7 / ECC81 Vacuum Tube
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電圧増幅用双三極管
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高い$£払ってECC83買っても、音が気に入るか???
その点、ECC81だと3分の1くらいの¥で手に入りますからな。
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code: TK1 B8H
TK = tube type = 12at7
1 = production series = 1
B = be Manufactured = Blackburn
8 = Year = 1958 or 1968 (シリーズ1なんで、1958か?)
H = 8月
っぱ、Mullardは ”B" Blackburn工場製やないとね。
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電源ON時、力強く”フラッシュ”します。
豊富なゲッターのおかげで全く写せませんでしたが、D-foil getter。
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Tested on Hickok 6000A (NOS: 3000 , mini.good: 1800)
Tested at 3150 / 2950
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5F1 & MJTストラトで
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ギター・アンプに好まれるのも、うなずけるな。
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単音だととてもクリーミーでメロー。
リア単音でもとても太い。 Full-Midってヤツか? 軽やかさがあるおかげで、コモリを感じるわずか手前で踏みとどまってる感じ。
センターでは、エッジがよりハッキリし、クリーミーながら軽やかさと、クリスタルな透明度増。
フロントだと、とてもメロー。
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そしてココが怪物の怪物たる所以。
パワー・コードを弾けば、クセのあるロケン・ロール・サウンドを生じ、
ジャズ・コードを爪弾けば、クセはどっかに消え去り、まさにピュアでメローなジャス・サウンドを生み出す。
当然、阿呆烏の重要ポイント「指板の上で音が落ち着いている」んで、思い通りにニュアンスを憑けることができる。
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...ンごいわ...
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