Chicago51

ギター、ジャズ、BABYMETAL...ぼちぼちと

'35 Gibson L-50 ~其ノ参~

2016年09月16日 | Gibson L-50 ('35)
さて、箱の内っ側である。


f ホールが細すぎて、指を突っ込めないもんで
確認できやせんが、トップのブレーシングは、このクラスで X ってことはないと思うんで、Parallel pattern やと思いやす。


バックはフラットやから、小学生が描く魚のホネにたいなブレーシングがありやす。





そして、その力木の脇には、なんとも悩ましい

FON number が...




な なんとも読みづらい...


こ こりはなんと読めばええんや...


色調を調整してみやした





最初の数字は

3 か 8

次は



その次は

3 か 6

その次はアルファベットで

E か F


つ 次の赤の手書きもナンバーのうちか?

横向きの 2 ??

まさかセカンドクラスの印??


かすかにインクがのってるトコを見分ければ...

856E2

か。

そー解釈すると、この Blue Book の情報ともほぼ合致すんな。

http://archive.gibson.com/Files/downloads/bluebook/GibsonAcoustics.pdf

一部抜粋
From 1935 to 1937, the letter appeared between the batch and instrument numbers
(i.e. 722 A23, 465 D 58, 863 E 02).


ま、この
16インチのボディサイズ
f サウンドホール
フラットバック
を持つ L-50は、1935年後半のみに存在した仕様らしいのです。

 


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 北海道あるある | トップ | 月にほたえる »
最新の画像もっと見る

Gibson L-50 ('35)」カテゴリの最新記事