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'49 Gibson L-7C Premier ~其ノ参~

2015年08月13日 | Gibson L-7P
馴染みのパーツなんで、ササっと...




・5-ply beveled Pickguard

本来、ピックガード裏から、ネックにネジで固定なんスが、トップに固定されてますな。
てことで、オリジナルか?は不明。




・Adjustable Brazilian Rosewood Bridge

175と同じタイプですな。




・Hinged Trapeze Tailpiece with raised Parallelogram design

これも175と同じ。



    

スプルースやサンバーストの具合をご覧いただきやしたところで...

このホールから覗いた内っ側に ”問題あり”...

ずきゅん!



バック板のセンター合わせ目に、ネック側から真ん中辺りまで、木材チップによる補強が5ヶ所あり。
木の感じからすると、古そー。 で

どきゅん!



6弦側のほーのクビレ箇所には、クラックの進行を防ぐための補強チップあり。
見た感じ、こっちは新しそー。

バック表面のクラックはこんな見た目 ↓




実はコレ、買って帰ってきた直後のクリーニングの時、すぐ気づいたんスが...店では、全く気づかず...
「入手まで ~其ノ三~」でチェック項目をツラツラとエラそーに述べやしたが、実際は、何も見てねぇー、っちゅーね。
いやぁ~こりゃも~、ギター馬鹿な脳ミソが、買いたくなくなる情報をシャットアウトしてるんだなw
「うほほほ」な鳴りが、盲目にしたに違ぇねぇww

てことは、アレだな...

トップ、もしくは、トップとバック両方が開けられた...ってことやな。
クラック補強のほーは、ホールから器具を使って処置できそーやが、センターラインのほーは、開けな無理っしょ?
元から...はないよな~。
よくよく見ると、サイドとの接合に、ビミョーな隙間がチラホラ...ただのセル痩せの可能性も残されてるが...
「'49 Gibson L-7C Premier ~其ノ壱~」記事 の写真ご参照あれ。

でもまぁ、「返品しよー」とか「手放そー」とかは、コレっぽっちも思わず!
その「うほほほ」な鳴りについては、また今度ってことで。

「60~70 年前 造られたギターが、全くの健康体なハズねぇ。」

は、ここ2ヵ月、自分自身に言い聞かせている...慰めてる...格言なワケでやす。
...いやいや、必要な補修を先人がやってくれて、¥がウイタってことで。

 

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