今日、飯田橋駅近くの取引先に向かう途中...見つけました。
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虎の群れ!
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弦楽器のリペア・ショップのウィンドウにズラリ並べられたヴァイオリン達。その数、約30。
そのどれもが、まさしく”フィドル・バック・メイプル”!!
カーテンの襞を想わせる綺麗に整ったもの。
ややワイルドに揺れたもの。
フレイムの太さもレスポールでいうところの、標準的なものからワイドなものまで。
1本だけ、ワイルドに乱れた板目に、バーズアイが散りばめられた逸品がある。堅そうやぁ~~。
うーーむ、トラ杢フェチには堪りませんわ~~。 ヨダレがたれる。
開店前で誰もいなかったので、たっぷり拝ませていただきました。
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じっくり見渡してみて、やはり阿呆烏の目を惹くのは、
”センター・ブック・マッチ”
”柾目”
”ワイド・フレイム”
の組み合わせ。
手にしたヒスコレでいうと一番最初のR8と、最後(の予定)のMike Bloomfield VOS。 ワイド・フレイムに始まり、ワイド・フレイムに終わる。コレが阿呆烏の基本みたいですな。
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音的にも、
「ワイド・フレイム=ソフト・メイプル」という通説があるが、ヴァイオリンの名器達に使われるこの材が音的に悪かろうはずがない。しかもヴァイオリンの場合、バック、サイド、ネックと大部分に使われている。 真のソフト・メイプル(ウェスタン・メイプル)=キルトのヴァイオリンは見たこと無い。 フレック入りのイースタン・メイプルなら、ワイドフレイムでも音的には問題なし。」
というのが、10年前の阿呆烏の説。
そして、今の説は、
「音で選ぶなら、 ”Pearly Gates"みたいなの。」
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