Chicago51

ギター、ジャズ、BABYMETAL...ぼちぼちと

'05 Eastman AR-880 John Pisano Signature ~その1~

2014年06月04日 | Eastman AR-880CE

ほな、恒例のトップ、サイド、バックから

 

Top View

Body Width: 16"
Body Depth: 2-3/4"
Venetian Cutaway
Bracing: X Pattern

Top View

Top: Bookmatched Hand-Carved Solid Spruce
Eastman の売り「単板削り出し」ですな。
手に取った軽さからも、鳴りからも、薄く加工されていることが分かりやす。

   Top View

Finish: Nitrocellurose Lacquer
スプルースの木目の凹凸が浮かび上がるくらい 薄く...柔い...ラッカー仕上げ。 しっとりと、汗ばんだような質感です。

 

Side View

Side: Selected Solid Figured Maple

トラ...

 

Back View

Back: Hand-Carved Solid AAA Flamed Maple "Tone Wood"

バリトラ...

'90年代のヒスコレ YCS で 懐かしい この”不自然”なフレイムは、フィラー(目止め)が塗り込まれてるよう。

 

ここで

 

Tone Wood について

今回、ギター選択にあたり、拘ったのがコレ。
トーンウッドってぇのは、音響特性に優れた楽器用木材のことですが、
ソリッド・ギターでは あまり馴染みのなかった 胡散臭いこの言葉も、アコースティック・ギターや、ヴァイオリンなんかでは、ポピュラー用語みたいス。
例えば、Eastman Guitars やと、「AR-8xx」シリーズのトーンウッド・ヴァージョンが、「AR-9xx」シリーズ(トップとバックがトーン W )。

私見では、出音の質の違いは明らかですな。
「AR-8xx」 は、音は確かにデカいんすが、硬い。 乱暴な言い方やと、”棒”みたいな音。
「AR-9xx」は、まんまですが、とても音楽的。 繊細なトコまで表現するし、いかにも倍音豊か、って感じ。

John Pisano Sig. は、8xx ですが、公式サイトによると、バックだけトーンウッドを使ってるみたいス。


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