ほな、恒例のトップ、サイド、バックから
Top View
Body Width: 16"
Body Depth: 2-3/4"
Venetian Cutaway
Bracing: X Pattern
Top: Bookmatched Hand-Carved Solid Spruce
Eastman の売り「単板削り出し」ですな。
手に取った軽さからも、鳴りからも、薄く加工されていることが分かりやす。
Finish: Nitrocellurose Lacquer
スプルースの木目の凹凸が浮かび上がるくらい 薄く...柔い...ラッカー仕上げ。 しっとりと、汗ばんだような質感です。
Side View
Side: Selected Solid Figured Maple
トラ...
Back View
Back: Hand-Carved Solid AAA Flamed Maple "Tone Wood"
バリトラ...
'90年代のヒスコレ YCS で 懐かしい この”不自然”なフレイムは、フィラー(目止め)が塗り込まれてるよう。
ここで
Tone Wood について
今回、ギター選択にあたり、拘ったのがコレ。
トーンウッドってぇのは、音響特性に優れた楽器用木材のことですが、
ソリッド・ギターでは あまり馴染みのなかった 胡散臭いこの言葉も、アコースティック・ギターや、ヴァイオリンなんかでは、ポピュラー用語みたいス。
例えば、Eastman Guitars やと、「AR-8xx」シリーズのトーンウッド・ヴァージョンが、「AR-9xx」シリーズ(トップとバックがトーン W )。
私見では、出音の質の違いは明らかですな。
「AR-8xx」 は、音は確かにデカいんすが、硬い。 乱暴な言い方やと、”棒”みたいな音。
「AR-9xx」は、まんまですが、とても音楽的。 繊細なトコまで表現するし、いかにも倍音豊か、って感じ。
John Pisano Sig. は、8xx ですが、公式サイトによると、バックだけトーンウッドを使ってるみたいス。