Chicago51

ギター、ジャズ、BABYMETAL...ぼちぼちと

Lazy Bird

2016年10月09日 | Jazz CD
Doug Raney ...気に入った!!
てことで、ここはもう某ブログ主さんが Recommened する作品を順に追っていきまひょ!
てことで、お取り寄せw


Lazy Bird / Doug Raney Quintet




★★★★☆


#1 Walking the Duck -take3- (bonus track)
#2 Reggie of Chester
#3 Feo's Waltz
#4 Lazy Bird
#5 Beatrice
#6 Theme for Ernie
#7 Walking the Duck

Doug Raney (g)
Bernt Rosengren (ts)
Ben Besiakov (p)
Jesper Lundgaard (b)
Ole-Jacob Hansen (ds)

Recoered Nov.1, 1984


CD盤は、いきなり未発表曲をトップに配置するという、ワテの嫌う(原作の構成・流れが台無しにされる)パターンで嫌な感じがしやしたが...
一聴したら、それも杞憂に終わったよーです。
Benny Golson の #2 でカッチョよく幕が上がる、っちゅーのもアリやが、
ダグ作の #1 が、ゆったりスロー・スタートするイントロデュース曲にゃ、最適。
スウィンギーなドラム、ベース、ピアノの演奏に、ベルントのテナー・サックスとダグのユニゾンがのってきただけで、
「このアルバムは大丈夫やな」
と安心できる、っちゅーね。

続く #2 のテーマ部やその他の曲でもケッコウ聴けるんで、テナーとギターのユニゾン演奏は、このアルバムのテーマとして演ってるんでしょな。

その #2 が、めちゃカッチョええ!!
テーマ部に続く、ベルントのテナーのリード演奏のカッチョよさにノックアウトですわぁw
モチのロン、このアルバム聴くまでは、Bernt Rosengren なる人物を存知あげませんでしたが、
Kenny Dorham に次ぐ、好きなラッパ / ホーン吹きになるかも!
それに続く、ダグのリード・ギターも素晴らしい!!
7年前のデビュー・アルバムで すでに老練な演奏を聴かせてくれてましたが、さらにエエ方向に熟しております(全曲素晴らしいが、特に #6 の大曲バラッドは必聴)。

後の曲は、時間の都合で割愛したしやすが、
Golson の曲は、Golson らしく、Coltrane の曲は、Coltrane らしく 調をかえながら、エンディングまでスタンダードなジャズ・コンボ演奏を腹いっぱい堪能できやす。
ハイレベルながら難解なところはなく、夜のBGMとして、サラっと聴き流すことができるところも好感。

ベースとドラムのリズム隊は、オーソドックスでソリッド。
ベルントの次に元気なベンの鋭いピアノが、アルバム全体にエッジを齎してます。

ダグの使ってるギターは、柔らかなエッジからして、デビューアルバムと同じ P-90ES-350と判じやすが、いかがでしょ?


 


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